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2018年02月14日 (水) 23:52 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 会社のビルの暖房が故障して | | | Edit |
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ウォームビズって言葉がある。
環境省が提唱したクールビスの冬版で、厚着によって暖房設備のエネルギー使用(によって生じるCO2発生)量を減らそうというキャンペーンである。
我が社もそれに乗って暖房が弱めな運転ではあったのだが、よりによって最も冷え込む季節に社屋ビルの暖房が故障した。

週明けに、今日はなんか寒いねえ、外は雪がちらついてるし弱暖房じゃ追いつかないんだろうな、なんて話しながら働いていたら、管理部から全社員に宛ててこんなメールが届いた。
「ビル全館の空調故障により暖房が使用できません。 修理を依頼しておりますが、復旧までに10日~1ヶ月かかる見込みです。 服装については、重ね着をする等、各自で保温効果を高めるようお願いします。 ご不便をおかけしますが、復旧まで今暫くお待ちください。」
ちょ、待てよ。
我が社って、ゼネコンだよね!?だったよね?

自社ビルの暖房復旧に10日~1ヶ月かかるってマジで言ってるの?



それから我々は約一週間のエクストリームウォームビズを味わったのである。


何の準備もしていない初日(故障当日)が一番きつかった。
夕方以降、外の気温が下がると共に社内もぐんぐん冷え込み、窓の外には雪が舞い、キーボードを打つ私の指先はかじかんで青くなった。とてもおとなしく座ってデスクワークをやっていられる状況ではない。自動販売機のホット飲料はすぐに売り切れてしまい、このビルの中で暖かい物はトイレの便座だけになった。誰もが「寒い、寒い」と呟きながら定時まで耐え、17時半を過ぎると一斉に帰っていった。 そうか、時短の為には暖房を切ればいいのか!(違)

翌日から、私はヒートテックとホッカイロを装備して仕事に臨んだ。幸い、数年前のフィンランドへのオーロラ鑑賞旅行のお蔭で防寒グッズは充実していた。ホッカイロは足の裏と背中に貼った。それでとりあえず働けるレベルになった。
中にはコートを着たままの者や、マフラーを着けている者もいた。
更に冷え込む夜間残業中は、女性社員が使っている足元のヒーターを拝借してきて、それで寒さを凌いだ。
俺は今、北極圏でオーロラを観ようとしてるわけじゃない、ただくそったれな来年度業績予想をエクセルで作りたいだけなんだ!

そんな最中、会社の支店長の自家用車が放火される事件が起きた。

先輩 「犯人はちゃんと要望を言ってくれないと、誰が何をして欲しがってるのかさっぱりわからんよな」
私 「寒いから暖を取りたかっただけじゃないですかね」
一同 「ハハハ」


そんな寒い冗談でも場が和むくらい寒かった。 ちなみに、未明に幹部社員の自家用車や工事現場内の仮設の何かに放火される事は我が業界ではよくあることです。いつも人身に危害が出るような大事にはならず、いつも犯人は逮捕されない。

エクストリームウォームビズ4日目、社内に灯油ストーブが登場した。
各フロアーに3個ずつ。
あの、この会社ってゼネコンでしたよね? とは思ったし、大都市中心部のビル内としては違和感のある光景だったのも否めないけれど、管理部がリース会社から手配してきたこの灯油ストーブで寒さは劇的に改善した。
さらにその数日後、週末を挟んで故障から10日目くらいに、暖房が(仮)復旧し、エクストリームウォームビズは終わった。
聞いたところによると、なんでも、空調機器の修理に必要な交換部品が製造中止になっていたため入手に一ヶ月かかる状況であったが、代替品でどうにか仮復旧が出来たそうだ。 その所為か今も日によって空調の効きが悪い日があるが、3月には新社屋に引越し予定ということで完全修理をする気は無いっぽい。

正直に言うと、「復旧までに10日~1ヶ月かかる見込み」とメールで読んだ時点で、この会社は修理をする気が無いんだろうなと思ってた(笑)。 どうせもうすぐ引っ越すからって。
先日、休日の夜に誰も居ないはずの男子トイレの電気(モーションセンサー式)が点いていてちょっと怖かった話をブログに上げたのだけれど、あの後、平日昼間に注意して見ていると、やっぱりしばらく誰も使っていなかったはずなのに電気が点きっ放しという状態をたびたび見かけた。
ちょっと前まではこのモーションセンサーが割りとビシアで、ウンコしている間に時々(湘南乃風の『睡蓮花』を聞きながらタオルを振り回してる人みたいに)手を振ったりしないとすぐ明かりが消えてしまっていたものだけれど、そういえば最近その奇行の必要は無い。でもたまに明かりが消えるあたり、単純にモーションセンサーが壊れてしまっているのだろう。
というか、男子トイレといえば、複数のフロアで大便器の水周りが数ヶ月前から故障しており(水が流れっぱなしになったり流れなかったり)、2つある個室のうち1つの扉がガムテープで閉鎖されて「使用禁止」の張り紙が付けられている状態のままなのだ。それが複数である。 まぁ、ゼネコンの自社ビルでそれで良いのかと思わないではないが、どうせ社員しか使わないし、どうせ数ヶ月以内に引っ越してしまうのだから、別に構うまい。(今思ったが、ガムテープで乱暴に封鎖された個室があるのになぜ「誰もいないはず」と言い切れるのかー・・・って考えるとちょっと怖い。笑) しかしこういう状況があったせいで、暖房の修理に時間がかかると聞いた時にもどうせ直す気が無いだけだろと思ってしまったのは事実である。

暖房が止まっていた一週間の後、社内ではインフルエンザと風邪が大流行した
ちょうど大寒波がどうとか日本のどこそこで大雪だとかのニュースが流れていたし、全国的にインフルエンザが流行しているというニュースもやっていた時期なので無理もない。
ただ、あのエクストリームウォームビズが無ければここまで社内で猛威を振るわなかったのではないか。
自分の身は自分で守るというのはそりゃあ基本中の基本だとは思うけれど、それならば尚の事、この会社は自家用車に放火された支店長に当面の新しい住居を探すのも引っ越すのにも警備もその手配も費用も会社もちで手厚くカバーしてあげるような優しさや漢気があるというのなら、それをもっと一般社員にも向けるべきだと俺は思うね。

これで最高益更新とか言われても、ねぇ。






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テーマ:建設業
ジャンル:就職・お仕事
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