2017年05月19日 (金) 00:14 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - Dysonピュアクールがカビ臭くなったから丸洗いした | | | Edit |
花粉症、黄砂、PM2.5・・・春はそういったものが話題になる季節です。
Dysonピュアクール(空気清浄機能付きファン)は、羽根のない扇風機として一世を風靡した製品の進化版で、吸い込んだ空気からは内蔵されたダイソン独自フィルターがPM2.5どころかPM0.1レベルの超微小粒子状物質まで99.95%除去、更にニオイも除去してくれるという優れもの。この季節には特に心強い味方となるでしょう。

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しかしそんな機能を存分に発揮する機会に恵まれずに、居間の片隅に鎮座ましまして、なんかちょっとイケてる家っぽい雰囲気をかもし出す事が主な存在意義となっていた我が家のDysonピュアクール。先日、また約一ヶ月ぶりに電源を入れたとき・・・

ぶわーっと顔に吹き付けたのは強烈な納豆臭!

うげぇぇええぇ

どうやら、というか間違いなく、内部にカビ・雑菌が繁殖してしまったようです。
じゃあどうするの?公式には、メーカーに送って点検・修理を頼むしか方法がありません。しかしそれは面倒だし金額も高いかもしれない、と思った私は色々調べた結果、「洗濯機洗濯槽を酸素系漂白剤で掃除するとカビ汚れがごっそり取れる」というやり方を参考に、送風パーツの丸洗いを実行しました。
結果、上手くいきました。(と思っています)

ネットをググった際には、「分解してみた」とかの剛の者も見当たらなければ、同じような症状が出たという口コミすら見当たらなかったので、こんな情報でも参考になればと、私が調べた内容と実際に洗った時の様子(写真付き)をまとめてアップしておきます。
公式の方法ではありませんので、あくまで参考としてお読み下さいね。


まずいきなり、

○1.実際に洗った様子

から。

今回は、「洗濯機を酸素系漂白剤で掃除すると、洗濯槽の裏側などの見えない場所に溜まったカビ汚れがごっそり取れる」というやり方に準じて、ダイソンの送風パーツ(上半分)の漬け置き丸洗いを実行しました。
素材や洗剤など調べた上でその方法を選択しましたが、そこで調べた内容の検証過程は後に記載しておきます。


(1)風呂の残り湯を40~50℃に追い炊きします (今回は46℃に設定)

(2)お湯に洗剤を入れます
今回用意した洗剤(酸素系漂白剤)は、花王ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ

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さぁ、どれくらい入れよう?
近年の浴槽は おおよそ200リットル(40cm×50cm×100cm=200,000立方cm)入ります。
ウチの浴槽も200リットルを溜める設定になってました。
その残り湯だから・・・今は150リットルくらい?
洗剤の横の説明書きには「つけおき洗いには水1Lに5g」と書いてあります。
水150リットルだとすると750gの洗剤が適量ということになりますが、洗剤の内容量は530g。ちょっと足りないというか薄めになってしまいますが、まぁ構いません。1本全部入れてしまいましょう。

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お湯が細かく真っ白に泡立ちました。

(3)円形パーツをぶっこみます

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(4)しっかり沈めて少し待ってから、ゴム手袋を装着して送風パーツをゆすったりしてみます(洗濯機の攪拌の代わり)

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(5)最後にもう一度46℃に追い炊きボタンを押して、就寝。
(風呂場の換気扇はちゃんと回しましょう。)

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(6)そして一晩(約6時間)経ったのがこちら。

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泡はほぼ消えていました。
お湯が微妙にグレー?かな?
洗濯槽掃除のブログ記事で見るような、カビなどの汚れの茶色い塊が水面にプカプカと、ということはありませんでした。すすいでみても特にそういうものは出てこず。

(7)シャワーで洗剤を洗い流し、軽く振って水を切ると、案外あっさりと水切り完了。
タオルで軽く表面を拭いて、すぐに本体に取り付け、乾燥の為に軽く送風にして数時間放置。

(8)カビ臭さは無くなりました。

その後数回は動かすたびに、かすかな洗剤の臭いが風と共に噴き出してきました。
花王ワイドハイターの説明書によると、「清潔なホワイトフローラルの香り」。
これからやってみる人は、ちょっと念入りにすすぎ洗いをしてみるか、無臭の洗剤を探してみるのもいいかと思います。キッチンハイター粉末であれば、同じ粉末酸素系漂白剤でありながら無香料なので、良いかも・・・。少なくとも、ニオイのきつい塩素系漂白剤の使用を避けたのは正解だったかもしれません。

キッチンハイター 台所用漂白剤 粉末酸素系 大容量 520g
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以上、掃除完了。
Dysonピュアクールは現在も快適に動いています。本体の塗装(光沢)などにも洗浄前から特に変わりは見られません。

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これ以降、意識して以前よりはこまめに(2~3日に一度、2~3時間程度ずつ)は動かすようになりました。またカビ臭くなる日が来たときには、今度は洗剤の濃度をもっと濃い目にして対処しようと思います。


~第一部完~



ここから先は素人の調査&検証がダラダラ続くので、ダイソン扇風機で似たような症状が出て悩んだ末にここに辿り着いた方や物好きな方は続きをどうぞ。(苦笑)
ダイソンの空気洗浄機能がウィルスに有効かどうかという点についてまで少々踏み込んで考察していますが、それは記事の主旨が違うので、最後に回しました。



○2.そもそもどういう症状だったか

我が家のDysonピュアクール、記念品として1年半ほど前に贈られてきたのですが、その際には自分では買わないようなちょっと高価な家電だし、なんかオシャレだし、何より黄砂やPM2.5が気になる福岡という土地において赤ちゃんを育てる環境づくりにもちょうどピッタリだと夫婦で喜んだものでした。
しかし、夏の間は扇風機としてそこそこ出番があったものの、冬はたま~に、鍋の後の部屋の脱臭や、部屋干しの洗濯物の乾燥促進のために、ちょっと動かすことがあっただけ。最後に動かしたのは1~2ヶ月前だったかと思います。

そうして4月を迎えた先日、娘(1歳)が風邪を引いてしまいました。
嫁はその娘と数日間家にこもる羽目になるなぁと思った時に、ダイソンの空気清浄機能はある程度のウィルスまで除去するって言ってたよな、風邪が一家に蔓延するのを少しは予防出来るかな?とこの家電のことを思い出したわけです。
早速スイッチオン、した途端に納豆臭い風が顔に吹きつけ、あわてて止めました。

子供が風の吹き出し口などに食べ物を詰め込んで腐らせたのでは?という事も疑いましたが、上部の送風パーツ(円形パーツ)を取り外して、振ってみても、見える範囲の部分を覗いて見ても(ほとんど見えません)、特に異常はありませんでした。
数分動かせば異臭は消えるかも?と期待してもう一度スイッチオンしてみましたが、少し待っても相変わらず噴き出す納豆臭・・・。

これはアレですね。エアコンでよく耳にする「内部にカビ・雑菌が繁殖した」ってやつに違い無さそうです。

嫁と娘に良かれと思って扇風機(空気清浄機)を付けたのですが、それがむしろカビの胞子を家中にばら撒くようでは全くの逆効果です。
ちなみに、カビの胞子や細菌を吸い込むことは『(夏型)過敏性肺炎』という病気の原因の1つとされています。一般的な症状は、発熱、咳、呼吸困難で、なかなか咳が治まらない夏風邪のように感じられるのが特徴で、特に長時間室内で働く専業主婦に多い病気だそうです。
この状態のDysonピュアクールは使えません。どうにかしなければ。
メーカーに点検・修理に出せば何とかなるのだろうけれども、それは面倒くさいしお金も高そう(※個人の勝手な印象です)。出来るだけ簡単に、早く、安く、しかししっかりした除菌を、自力でなんとかしたい。これが今回のミッションでした。



○3.公式の対処法 (取扱説明書に書いてあること)

まず考えたのが「分解して掃除しよう」ということ。

しかしなんであれ最初に見るべきは当然、公式の対処法なので、『Dyson 空気清浄機能付ファン AM11 Pure Cool 取扱説明書』を(ネットで)見てみました。
しかし分解方法どころか、たいしたメンテナンス方法も載っていませんでした。

●(表面の)ホコリをやわらかいブラシ等で取り除いてください

これだけ。
そう、(ある意味)優れたことに、基本的にメンテナンスフリーな製品なのです。フィルターは分解や洗浄による再利用不可な消耗品なので、寿命がきたら新たに購入して交換するだけ。
ちなみにフィルターユニット交換の目安は、1日12時間使用の場合、約1年。

その他に今回の対処に関係ありそうな記載は以下の通りでした。

●点検や修理は、取扱説明書に記載されている内容、または、<話そうダイソンお客様相談室>の指示によるもの以外は行わないでください。

●修理が必要な場合、回収から修理後のご返却まで、72時間以内にできるよう目指しています。

●洗剤やツヤ出し剤を使用しないでください

まぁ、もうね、余計なことはしないで公式のお客様相談室に電話してサービスセンターに送って修理対応をお願いするのがベストだろうという事は分かりました。いえ、言われなくても分かっておりましたよ。
皆さんにも保証が利くならそうする事をお勧めします。

しかし私の場合、保証は利きませんし、まだ諦めずに自力での対応手段を模索します。



○4.インターネットで対処経験談などを調べました

次に、ググってみます。助けて、グーグル先生!

すると、なんということでしょう。
意外なほど見事な空振り。
ネット上に「分解してみた」とかの剛の者が見当たらないどころか、同じような症状が出たという口コミすら見当たりませんでした
唯一見つかったのは、とある2ちゃんまとめサイトにあった匿名さんのコメントだけ。


6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 23:50:09.007 ID:HfL9XkK1dNIKU.net
 いいことを教えてやる
 一度使い始めたら休まず毎日使い続けろ
 扇風機のつもりで押入れなんかにしまいこむと内側にカビがはえて死ぬ

10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 23:52:03.116 ID:HfL9XkK1dNIKU.net
 温風でる方は定期的に温風使ってればカビの心配がなくて良い

14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/29(日) 23:54:33.647 ID:HfL9XkK1dNIKU.net
 >>12
 冷房と併用する
 すると使い終わった後中が結露する
 あとはわかるな


【画像】ダイソンの扇風機買ってきたら晒すwwwwww IT速報
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/48745738.html




考えてみれば、夏はエアコン(冷房)も併用していましたのでDysonピュアクール内部は結露していたかもしれません。冬も、使用したのは鍋の後や洗濯物部屋干し中という湿度の高い環境下ばかりでした。
内側にカビが生えてしまったのは間違い無さそうです。
「死ぬ」って、まるでもう手遅れで修理不可能かのような言いぶりですが、少々お高いこの家電をこれで諦めて捨てるという選択肢はありません。しかし対処法は自分で考えるしかなさそうでした。



○5.とりあえず、バラせる所までバラしてみます

このDysonピュアクールは、大きく3つのパーツまでにしかバラせません。
上部の送風パーツ(円形パーツ)と、下部の電動ファン等が付いた本体と、その周りのフィルター部。
もう一度そこまでバラしてみて、どこかに異常が見当たらないか、どこまで自力で分解出来そうかと調べてみます。

本体ファン部やフィルターには見た目に異常は無く、臭いも特に感じられませんでした。

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まぁ、送風パーツ(円形パーツ)も、送風されていない状態では特に臭わないと感じましたが・・・。

その送風パーツ(円形パーツ)が一番分解してみたい部分なのですが、これは持ってみるととても軽い。手に持った感覚では、その中に金属や電気系統部品は無さそうで、プラスチックだけで形成されているようです。大きく2つのプラスチック部品から成っているようで、底を見るといくつかの小さなネジで部品同士が留められています。

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ところが良く見るとこのネジ、見慣れない形をしています。「*」こんな形。
調べてみると、これは6溝ネジというもので、携帯電話等に使われているものだそうです。携帯電話修理用としてそうした特殊形状ネジ用のドライバーが1本数百円程度で販売されてはいますが、わざわざこの為だけに買う気にはなれません。
それにこの送風パーツ(円形パーツ)は、「Air Multiplier™(エアマルチプライアー)テクノロジー」というダイソン自慢の特許技術により、部屋のすみずみまで且つ静かに風を届かせる事を可能にしているというものらしく、仮に分解して再度組み上げた時にちゃんと元通りの性能を発揮するかどうか(微妙なズレで風が轟音になったりするかもと)不安が拭えません。


しかし考えてみれば、そんなリスクを負って分解しなくても、プラスチックだけで形成されているならそのまま(漬け置き)丸洗いが出来るんじゃないか?
ただ水につけるだけでは内部のカビは落とせませんので、何か洗剤や薬品も使う必要があるでしょう。ではどんな洗剤が良いのでしょうか?



○6.素材を調べてみる

手に持った感覚では送風パーツ(円形パーツ)はプラスチックだけの成形品と思われましたが、中に金属パーツが無いとは限りません。また、取扱説明書には「洗剤やツヤ出し剤を使用しないでください」と書いてあった事にも注意。説明書のこの記載は企業(ダイソン)の無用な責任(訴訟等)回避のための一文だろうと思いますけれども、念を入れて素材を確認しましょう。

取扱説明書には特に記載が無かったので、ネット上の複数の通販サイト等で調べてみます。
どうやら「円形パーツ 素材/材質:ABS樹脂のみのようです。


ABS樹脂ってどんなもの?

アクリロ二トリル・ブタジエン・スチレン樹脂の略で、最も汎用性の高いプラスチック素材の1つだそうです。

【ABS樹脂の長所】
耐薬品性を持つ。酸やアルカリに強い(ただし有機溶剤には弱い)
◾剛性に優れ、耐衝撃性、曲げ疲労性、引っ張りなどに強い
◾耐熱性、耐寒性に強い、耐熱温度70~100℃
◾加工性に優れており、さまざまな加工方法に対応している。
◾表面の光沢性に優れており、塗装なしでも高品質な質感を出せる

【ABS樹脂の短所】
◾耐光性に弱い。日光、紫外線で強度が劣化する
◾耐熱性が高いとはいえ可燃性なので燃える



これならば、通常使いそうな範囲の洗剤なら使用しても問題無さそうです。
調べた範囲では特別な塗装が施されている様子も無し。
また、Dysonピュアクールの円形パーツには小さいねじも使われていましたが、たぶんステンレスでしょうし多少洗ったところで問題無いと思われます。



○7.具体的に洗浄方法を思いつく限り挙げてみてから、選んでいきます

エアコンに似てる家電だから、エアコン洗浄スプレー?
カビだから、カビキラー?
カビも何もかも溶かし流してくれそうな、パイプマンとかどう?
何かと掃除関係でとりあえず名前を耳にする、重曹?
洗濯機の槽の清掃(カビ落とし)に評判が高い酸素系漂白剤?いっそ塩素系漂白剤?


こうやって挙げてみた中で、
スプレー系はカビた部分にちゃんと薬剤が届くのか疑問ですし、ふんだんに使用して薬剤を行き渡らせたとしても結局は水をざぶざぶ使ってすすがなくてはなりません。それならば最初から漬け置き洗いした方が確実と思われます。
そうすると使用してみたい薬剤は、漂白剤。
漂白剤には、酸素系と塩素系があります。どちらが良いのでしょう?それも調べてみます。


【塩素系漂白剤と酸素系漂白剤(液体・粉末) それぞれの違いと主な特徴】

漂白剤の作用が強い順に、塩素系>粉末の酸素系>液体の酸素系、です。

●塩素系漂白剤
主成分は、次亜塩素酸ナトリウム。アルカリ性。色素を破壊するため色柄物には使えず、白物専用。一般細菌のみならず、ノロやロタなど、他の殺菌剤が効かないタイプの細菌も強力に殺菌できる。
酸性の洗剤などと混ざると猛毒の塩素ガスが発生するので、取り扱いには注意が必要。根本的にツンとした臭いもキツイ
※たまたま見かけた「プラスチック食器のお手入れ法」の中に「高濃度な塩素系漂白剤は確かに汚れが良く落ちますが、食器表面の光沢(コーティング)もなくしてしまい、より汚れが付きやすくなります」という記述も見つけました。

●酸素系漂白剤
液体タイプと粉末タイプがあり、何れも白物及び色柄物にも使える。一般細菌の殺菌は十分できるが、ノロやロタに対する効果は薄い。
粉末タイプの主成分は、過炭酸ナトリウム。弱アルカリ性。ウール・絹には使用できない
液体タイプの主成分は、過酸化水素。弱酸性。水洗い可能な物であれば、ウールや絹を含む全ての繊維に使用できる。
酸素系漂白剤は、塩素系と比べれば肌にも優しく、有毒ガスの発生などの危険性は無く、ほぼ無臭なので扱いやすい。但し、アルカリ性(粉末)はたんぱく質(皮膚とか)を分解する力があるので、使用する際にはゴム手袋をした方が良い。より高い漂白力、洗浄力を求める際には、40℃強のお湯で使用する事がポイント。



強力な「塩素系」にも惹かれましたが、洗濯槽の清掃(カビ落とし)で使われるのは「酸素系(粉末)」ですし、そちらも効果が十分に期待できそうです。臭いが取れにくくなるリスク、光沢が無くなるリスク、などを総合的に考えると、今回は酸素系漂白剤(粉末)でいこう!



○8.今回選んだ洗剤

近所の薬局に行って、製品によって「ステンレス槽可」とか「プラスチック槽うんぬん」とかの表記に惑わされつつちょっと悩んで選んだのがこれ↓でした。


花王株式会社 ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ [本体]
http://www.kao.com/jp/widehaiter/whi_wideex_powder_00.html

ワイドハイターEX 粉末タイプ 本体 530g
花王 (2017-01-19)
売り上げランキング: 1,297

理由は特に無いです。最近(2017年1月)に「洗浄力アップで生まれ変わって新発売」したそうなので、なんか効きそうだなと思っただけ・・・。


【成分・用途・使い方・使用上の注意などから抜粋】

品名 衣料用漂白剤(酸素系)
液性 弱アルカリ性
成分 過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤、アルカリ剤(炭酸塩)、漂白活性化剤、安定化剤、酵素
香り 清潔なホワイトフローラルの香り
内容量 530g
原産国 日本製

<洗濯機での使用量の目安>
●水60Lに20g(キャップの上の目盛り)
●水30Lに10g(キャップの真ん中の目盛り)
●ドラム式の場合は衣料4kgに10g(キャップの真ん中の目盛り)

<つけおきでの使い方>
●水かぬるま湯によく溶かし、約30分浸した後、水ですすぐか、洗たくする。生地を傷めたり、色落ちすることがあるので2時間以上は浸さない。
●使用量の目安は、水1Lに5g(キャップの下の目盛り)

●赤ちゃんの衣料にも使える。
●冷水より温水の方が早く効果が出る。




あとは、これを使って実際に掃除してみた様子と結果、反省点は冒頭に書いた通りです。




○9.そもそものDysonピュアクールの性能について考える


さて、ここから先は掃除とは関係ない話になりますが、

そもそもとして、
「○2.そもそもどういう症状だったか」で「ダイソンの空気清浄機能はある程度のウィルスまで除去するって言ってたよな、風邪が一家に蔓延するのを少しは予防出来るかな?」と思ったと書いていましたが、この扇風機にそのような効果は期待出来るのでしょうか?
ちょっと調べてみました。

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我が家にあるのは、Dyson 空気清浄機能付ファン AM11 Pure Cool。(一代前の型)
これは単なる空気清浄機能付き扇風機。「羽根の無い扇風機」として一世を風靡した後、運転音と消費電力の大幅カットという改良を施され、首振り機能が追加され、さらに空気清浄機能を搭載されたのがこのモデル。2015年4月発売。当時は7万円くらいで売っていたものですが、今(2017年4月現在)では4万5千円前後で買えるようです。この他に、温風も出せるタイプの商品もあります。
2016年4月には、更に自動運転モード、ナイトモード、Wi-Fi接続機能が搭載された最新型、「ピュアクールリンク 空気清浄機能付ファン TP02」が発売されており、これは現在の実売価格6万円前後。
羽が無いメリットは、小さなお子様がいても羽根を触ろうとして怪我する心配が無い、ホコリがついてもサッとふき取りやすくて手入れが楽、ムラの無いスムーズな風で快適、といったところのようです。

空気清浄機能としては、適応床面積が10畳(30分)/26畳(60分)。
つまり30分かけて10畳分の空気がきれいになるということ。
他の一般的な日本国内メーカーのリビング用空気清浄機は35畳(30分)程度の能力があるので、本気で空気清浄機能を求める人は空気清浄機を買ったほうが良さそうです。
ただし、この扇風機に持たせた空気清浄機能についてダイソンが売りにしているのが、フィルターの性能。『内蔵されたダイソン独自の「360°グラスHEPAフィルター」によって、PM2.5はもちろん、PM0.1レベルの超微小粒子状物質まで99.95%除去』を謳っています。他の空気清浄機でよく採用されているHEPAフィルターは『0.3μmの物質(PM0.3)を99.97%捕塵する』能力なので、ダイソンのフィルターの性能は最高級レベルと言えます。

まぁ、そこら辺の他の機種との比較などは他の白物家電レビューブログなどにお任せするとして、ここでは「PM0.1レベルまで除去する」とはつまりどういう事かをまとめておきます。



【空気中に漂っていて、人間に悪さをする主な物質のサイズまとめ】

単位にはμm(マイクロメートル)を使います。
1μmは、1mmの千分の1。つまり、0.001mm。
PM2.5とは、大気中に浮遊している2.5μm(以下)の小さな粒子の事です。


■髪の毛
別に空気中には漂っていないけれど、参考として、髪の毛の太さは70μm前後。


■スギ花粉
ご存じ花粉症発症物質。サイズは、30~40μm


■ハウスダスト
アレルギー性物質として有名。その主な正体は、ダニの死骸(のカケラ)、糞など。
ダニ自体は1mm(=1000μm)程度。その一部や糞で、10~40μm


■黄砂
中国内陸部の砂漠から飛んでくる砂塵。大きさは4μm程度。


■カビの胞子
多種多様な種類がおり、胞子の大きさも多種多様。サイズは、2~100μm
当記事前半の話題に出てきた『(夏型)過敏性肺炎』という病気を引き起こす原因となる事が多いトリコスポロンというカビは、3~10μm


さぁ、だいぶ小さくなって参りました。

■PM2.5
PMとは、Particulate Matter(粒子状物質)の頭文字。
先述の通り、PM2.5は2.5μm以下の粒子を指し、実際のサイズは1.2μm~2.5μm
PM2.5は非常に小さいため、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系・循環器系への影響が心配されており、世界保健機構(WHO)は2013年に「PM2.5など大気汚染物質による発がんリスクは高い」と発表しました。

タバコの煙や焼き肉をしたときに出る白い煙も、ほぼPM2.5と同じような直径の微粒子。


■細菌
細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持った微生物(単細胞生物)。
人間に有用な菌、有害な菌、取りあえずは悪さをしない日和見菌などなど、いろんなものがいます。
サイズは0.5~1μm程度。光学顕微鏡で見る。

例)ブドウ球菌は、直径約0.8~1μmの球状。
腸管出血性大腸菌O157は、幅約0.5μm×長さ約2μmの長楕円形。


■ウイルス
遺伝子(DNA、RNA)をタンパク質で包んだだけの単純な構造の微生物。細菌のように栄養を摂取してエネルギーを生産したり増殖したりするような生命活動は行わない。ウイルスが増殖できるのは、他の生物の中に入った時だけ。
大きさは細菌よりもはるかに小さく、0.5μm以下。普通はμm(マイクロメートル)の更に1/1000の単位、nm(ナノメートル)が用いられる。ウイルスを見るには電子顕微鏡が必要。

例)ノロウイルスは、直径約0.03μm(=30nm)。
風邪をはやらすウィルスインフルエンザウィルス(自体)は、0.08~0.12μm



【単純に言えば】

一般的な空気清浄機に採用されているHEPAフィルターが「0.3μmの粒子を99.97%以上捕塵する能力を持っている」ということは、単純に言えば、それでは細菌レベルまではいけるけどウィルスは捕塵出来ないということです。

一方、Dysonピュアクールのフィルターが0.1μmの粒子まで捕塵するということは、そちらは風邪やインフルエンザウィルスはギリギリ捕塵出来るということです。


【もうちょっとちゃんと言えば】

「空気感染」なんて言葉がありますが、別に、生きたウィルスが、黄砂や大気汚染物質(PM2.5)みたいに空気中をふわふわ漂っているというわけではないです。

例えば、体外に出たインフルエンザのウイルスは数分で死にます。(環境によります。夏の高温高湿の環境下の方が、冬の低温低湿の環境下よりも早く死ぬ。)

それに、ウィルスの主な感染ルートというのは、感染者がくしゃみをする→唾が非感染者の口に入る→唾の中にあるウイルスが感染する、というものです。何が言いたいかというと、感染者のくしゃみで飛び出すのは0.1μm以下のウィルス単体ではなく、ウィルスを含んだ唾です。唾の飛沫の核の微粒子で2μm程度のサイズがあるようです。だから、市販の普通のマスクでも、風邪などの防止に役立ち(感染者からの飛沫を防げ)ます。
ちなみに病院でお医者さん達が使っている医療用のN95マスクというものがありますが、それが捕捉できるのは0.3μmの微粒子まで。それでもウィルスがマスクの隙間や縫い目から中に入ってくるなんてことは無い。


【まとめると】

娘(1歳)の風邪を移されないようにするには、マスクを着けるのが一番です。(笑)
いかにDysonピュアクールといえども、(家の中で台風レベルの風を巻き起こさせておけばまだしも)出来ることは、ほんの微かな気休め程度に我が家族に風邪が蔓延する可能性を減らす事だけです。

ただ、風邪の蔓延に対する効果は少ないとはいえ皆無ではないですし、カビや菌、臭いを高精度に除去するけれど除去には時間がかかる事と、この空気清浄機能付き扇風機の本体自体にカビが生えることを防ぐことも考えて、こまめになるべく長時間稼動させておくようにすると良いでしょう。






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