2015年11月14日 (土) 02:41 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 変なホテル、というハウステンボスオフィシャルホテル | | | Edit |
週末に、長崎県佐世保市にある、オランダの街並みを再現したテーマパーク「ハウステンボス」に赤ちゃん連れで行ってきました。
ここでは今、世界でも最大級のイルミネーションイベント「花と光の王国」が開催されています。

うん、まぁ、そのイベントの話は置いておいてですね、そこのオフィシャルホテルである「変なホテル」という名前のホテルに泊まってきたレポートです。

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このホテルは今夏(7月17日)にオープンしたばかり。まだネット上でも情報が少なく、赤ちゃん連れでの使い勝手や窓からの景色についての情報は事前に見当たらなかったので、その辺の情報を中心にここにまとめておきます。


「変なホテル」、その名の通り少し変わっています。
ロボットがフロント接客、クローク、ポーター、等を行っており、基本的にチェックインからアウトまで人に会う事がありません(他の客は除く)。そうして人件費を削り宿泊費を安く抑えると共に、エコも目指すという実験的なホテル。

ハウステンボスの正門(ウェルカムゲート)のすぐ横にあり、徒歩だと5~7分くらい、シャトルバスも出ています。正門とは別にこのホテル宿泊客専用らしい園内への小さな出入り口もあります。

まずは正面玄関。
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綺麗なんだけど、うっかり通り過ぎそうなほどシンプル。外に大きめのロボットが一体立っているけど、これは飾りです。


そしてフロント。
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迷わず恐竜を選択してチェックイン!
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映画『ジュラシック・パーク』シリーズでお馴染みのヴェロキラプトルの未来くんです。
見た目とは裏腹に、身振り手振りを交えながら丁寧に接客してくれます。かわいい。娘も興味津々。
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あとはこのロビーにロボットクローク(500円/回)、ロボットのコンシェルジュ(お勧めのお土産とか教えてくれる程度)、ロボットのポーター、各種自販機があります。
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ちなみにポーターロボは、このフロントがあるA棟のみに対応してます。
他にB棟とC棟がありますが、そちらへは自分で荷物を持っていかなくてはなりません。
A棟からB・C棟に行くには、庭を横切る吹きさらしの通路を通ります。雨だったので通路の両端に傘が何本か置いてあったけど・・・荷物(と赤ちゃん)持ちながら傘さして歩かないといけないのはイマイチ。

部屋にはドアにカードキーをかざすだけでも入れますが、最初に入るときにドア横の機械(↓)で顔を登録すれば以降は顔認証で入れるようになります(但し1名だけ)。
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大浴場とかがあるわけではないのであまり部屋から出入りはしないかもしれませんが、楽ちん。


こちらが泊まった部屋。
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部屋はスタンダード、スーペリア、デラックスの3クラスがあり、この部屋はスーペリアルーム。

部屋(C棟1階)の窓・ベランダからの景色はこう。
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青く光っているのは、もうハウステンボスの敷地。
近いとは言えませんが、イルミネーションの名物「光の滝」や観覧車等は見えています。赤ちゃん連れだと夜のイルミネーションを見ずにホテルに入る可能性もあったので、出来れば窓からイルミネーションが見える部屋にしたかったのですよね。実際には園内でそれなりにイルミネーションを見て回れたので良かったですが、もし窓から見るしかなかったなら不完全燃焼になったかな?
このC棟1階の部屋はハウステンボスに最も近く最も低い部屋ですので、2階(2階建て)やA棟の部屋からはもう少し景観を見渡せるかもしれません。

ちなみにこちら(↓)が部屋割り。他ブログからお借りしたB棟のものの写真です。
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これを見ても分かるように、スタンダードルームは全てハウステンボスと反対側を向いています。スーペリア、デラックスでも見える部屋と見えない部屋があるそうですが、宿泊予約で眺望指定はできません

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そして、
「一番気に入ってるのは・・・」「何です?」「値段だ」
と言っても間違いではないのですが、実のところこのホテルで一番気に入ったのは風呂でした。
(左がスーペリアルームの風呂、右がスタンダードの風呂)
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洗い場と湯船がしっかり別。
赤ちゃん連れにはこれが一番有り難かったです!ホテルでこんな風呂はなかなか無い。


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部屋に一般的なアメニティ一式と寝間着はありますが、スリッパも欲しかったなぁ。紙でいいから。スリッパが要るならメインのA棟の自販機で購入になります。(150円)
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ちなみに部屋の冷蔵庫には500mlのミネラルウォーター2本(無料)が入っているよ。


そして各部屋にいる「チューリーちゃん」というロボット。ハウステンボスのマスコットキャラ。これ、色々しゃべります。
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「チューリーちゃん」と話しかけると「何ですか?」と返答し、「明日の(長崎の)天気」、「部屋の電気消して(全消灯)」、「部屋の明かり点けて(全点灯)」など7つ程度+αの指示に反応してくれます。このバリエーションはもっと増やしていくそうです。また、英語にも対応できるように開発中、との事。

“+α”というのは、例えば「賢いね」と話しかけると「やっぱり賢いより可愛いって言われたい」と答えたり。それではと「可愛いね」と言ってみると・・・こやつめ、ハハハ。

うーん、でもぶっちゃけ要らなかったな。

こちらが求めている時には正面からはっきり話しかけないと反応しない反応の悪さを見せる一方で、全く関係ない人間同士の会話や、挙句にテレビの音声にまで反応して「何ですか?」と割り込んでくることがしょっちゅう。このかまってちゃんめ!(笑)
うざくなったら、チューリーちゃんのお尻にささっている黒い電源コードを引っこ抜けば沈黙させることが出来るので・・・するかしないかは各自判断でどうぞ。またコードを繋げば数分後に復帰します。「ようこそハウステンボスへ!」

テレビという単語が出たついでに、

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テレビはこのタブレットで視聴します。Wi-Fi。問題無くドラマを視聴できました。(『下町ロケット』面白いわ~)
ただ、部屋に説明書が置いてあるわけでもないし、テレビの見方が分かりづらい。「回線が遅くて見られなかった」とレポートしていたブログ記事も見かけました。


さらにもう一つ注意点。
部屋の照明は人感センサー式です。動きを感知して点くやつ。

夜寝るときにはリモコンで各照明を消すだけではダメです。寝返りはもちろん腕を動かすだけでも自動で照明が点いてしまいます。そのリモコンには「センサー」というボタンがあるので、それを押してセンサーもオフにしておきましょう。そうすればOK。これまた室内にその旨の説明書等は無いので、分かりづらい。その上・・・

天井についている人感センサー
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動きを感知する度にこのセンサーが青い光で数回点滅します。これは消せません。照明を点けている間は気になりませんが、消灯してベッドに寝転ぶとその目線の先で、少しでも腕を動かしたりするたびに結構明るくピカピカ点滅するのがちょっとうざい。寝つきの悪い人はアイマスクでも用意してきた方が良いかも。


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チェックアウト時、ロビーにNHK長崎の取材班が来ていました。
後日、その放送を見てみると、まだ課題が多いという論調の特集で、「お年寄りには色々と分かりづらいわ」と語るお婆様のインタビューなどが流れていました。私もそう思います。

ただ、うちの家族はインタビューで「また泊まりに来たいです」と答えました。(放送されなかったけどね!)

それはリップサービスではなく、いくつか不満点はありましたが、総合して考えるとこのホテルは気に入っているのです。
気に入った点は、綺麗、恐竜ロボ、風呂、それと値段(笑)。普通のビジネスホテルとして考えればこのサービスでここの宿泊費は微妙ですが、他のハウステンボスのホテルと比べれば、その約3分の1のお値段なわけで。
不満だった点もきっと・・・、実はこの「変なホテル」の“変”は、おかしなホテルという意味ではなく、“変わり続けることを約束する”というコンセプトからとられたものです。色々と改善もされてより楽しいホテルになっていってくれることを期待しましょう。


ちなみに今オープンしているのは第1期棟なのです。この鉄骨構造の第1期棟の横では、現在、「CLT」という新しい工法による木造建築の第2期棟が建築中です。

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どうなっていくのか楽しみですね。

今回は赤ちゃん連れという事で、ハウステンボスは軽い下見程度にしか見て回っていませんし(プロジェクションマッピングも見たかったのに夜9時30分以降のイベントだとは・・・)、また機会があれば遊びに来て、その時はまたこの「変なホテル」に泊まってみたいと思います。
赤ちゃんを連れて行こうという他の方達にもこのホテルをお勧めします。



最後にもう一つ不満点。

それは駐車場。

駐車場については、基本的にはハウステンボスのホテル宿泊者専用駐車場(正門前)に停めて、ホテルまではシャトルバスで往復する方式です。
でも赤ちゃん抱っこして荷物も持って(雨が降っていたので)傘もさして、その上で歩いたりバスに乗り降りするのは難しいし、翌日はハウステンボスで遊ぶ予定ではなかったので、車でホテルまで移動することにして、宿泊者専用駐車場から出口の精算機でいったん2,000円を支払って出て、ホテルの駐車場(20台分くらいのスペースかな)に停め、翌日チェックアウト時にホテルの係員を呼び出してレシートを見せて清算してもらいました。
但し、これの公式な手続き方法は、駐車場料金所で出るときにホテル予約係に電話して(精算機に電話番号とその旨の案内が書いてあります)料金を払わずに遠隔操作でゲートを開けてもらって出る、という方法です。駐車場精算機は1台しか無いので、後ろから続く車があった場合、電話をしてゲートを開けてもらうまでの間、後ろの車は待たせておく事になります。
他のもう一つの方法としては、園内のインフォメーションセンターで払い戻し等の対応を受ける、という事も可能だとホテル従業員の方が言っていましたが、そんな案内はどこにも見当たりませんでした。
園内の美味しそうなビールやワインを我慢した挙句に面倒な思いもするっていうのはちょっと・・・、もっとスムーズな方法を考えて頂きたいところです。



まぁ・・・うちの娘がこの日見たことないほど終日テンション高くて超ご機嫌だったからね・・・!それにつられてホテルの満足感も高かったという可能性は否めません。(^_^;




「変なホテル」公式ウェブサイト http://www.h-n-h.jp/
Henn na Hotel


予約前に見て参考にさせて頂いたブログ↓ (画像も一部お借りしてます)
佐賀&長崎旅行その8 変なホテルに泊まる|むーさんブログ
http://ameblo.jp/tomokano/entry-12075681321.html


ハウステンボス 公式ウェブサイト http://www.huistenbosch.co.jp/




映画『コマンドー』より「一番気に入ってるのは…値段だ」

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テーマ:ロボット制御・人工知能
ジャンル:旅行
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