2014年05月15日 (木) 01:53 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 映画『プリズナーズ』 PRISONERS ネタバレでお節介な解説 | | | Edit |
今年1番という人もいる評判の高さに惹かれて、観てきました。
確かに良く出来た面白い映画でした、

が、

登場人物にポロリと無関係そうに呟かせたセリフを後で判明する事実の詳しい説明の代わりとしているような箇所が多く、少し時間をかけて頭を整理しないと、事件(物語)の全体像の把握が困難でした。
というわけで、個人的に情報を整理ついでに、折角だからブログにアップして他の人にも役立ててもらおうという記事。

Prisoners Theatrical poster

【ストーリー】
平穏な田舎町で、隣人と家族ぐるみで過ごす感謝祭のパーティー中、幼い少女2人が失踪する。
物的証拠が無く、刑事(ジェイク・ギレンホール)らの捜査が難航する中、父親の一人(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された容疑者(ポール・ダノ)が漏らした一言から彼が犯人であると確信し、自らがわが子を救出するために……。



日本ではPG12(12歳未満は親または保護者の助言が必要)という制限が付いて公開されていますが、グロいシーンや性的なシーンはありません。
映像も無駄なく美しく、強引などんでん返しもない、高評価なのも納得の真っ当なサスペンスです。
正直、事件の全容は、映画の途中で大体予想出来てしまうものの、それがどういう経緯でどういう結末に辿りつくのかは全く予測できません。





~~~~~ 以下、完全にネタバレ ~~~~~




あくまで映画で語られた事実のみに基づいて、情報を整理してみます。
まずは登場人物をおさらい、その次に時系列を作ってみます。


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【1.登場人物説明】

●ドーヴァー家
ケラー・ドーヴァー(父): ヒュー・ジャックマン
   家のリフォーム業。
   貧乏。(冒頭近くの、ローン云々のセリフから)
   その父は刑務所看守だったが、昔の自宅で自殺。(理由不明)
   その後荒んで飲んだくれた時期もあったようだが、今は9年間禁酒中。
グレイス・ドーヴァー(母): マリア・ベロ
ラルフ・ドーヴァー(長男): ディラン・ミネット
アナ・ドーヴァー(娘): エリン・ゲラシモビッチ
   誘拐される。

●バーチ家
フランクリン・バーチ(父): テレンス・ハワード
   職業・・・何だっけ?何にせよあまり筋には関係ない。
   真面目で良い意味で普通な人。
   ドーヴァー家よりは裕福。
ナンシー・バーチ(母): ビオラ・デイビス
   獣医。
イライザ・バーチ(姉): ゾーイ・ソウル
ジョイ・バーチ(娘): カイラ・ドリュー・シモンズ
   アナと同時に誘拐される。数日後、脱出成功。

●警察
ロキ刑事: ジェイク・ギレンホール
   昔はかなりのやんちゃ男で、少年院収監経験あり。
   現在は優秀な刑事で、担当事件は全て解決してきた。
   州警察への引き抜き話も来ている。
署長: ウェイン・デュヴァル

●犯人とその関係者
ホリー旦那: 神父宅地下のミイラ
   名前不明。
   円形の迷路型のネックレスを着けている。
   敬虔なキリスト教徒だったが、息子が癌で死んだ事をきっかけに信仰を失う。
   神に対する挑戦として、他人の子供の誘拐を夫婦で始める。
   子を失った(誘拐された)親が悪魔のようになる(ヒュー・ジャックマンが一線を越えた
   ように)様に仕向ける=神(信仰)への挑戦。
   キャンピングカーで子供の興味を引き、寄ってきた子に特製ドリンク(麻薬の一種)を
   飲ませて無抵抗状態にした上で誘拐する方法を使った。
   迷路と蛇が大好き。(ちなみに蛇はサタンの象徴)
   迷路が解けた子供は逃がしてあげた。
   その他の子供は殺した。16人(自称)の子供を殺害。
   しかし、神父にその事を告解した後、行方不明に。
   実は神父により殺害され、神父宅の地下室でミイラとなっていた。
ホリー・ジョーンズ(伯母): メリッサ・レオ
   今回の2少女誘拐事件の真犯人。
   旦那が行方不明になった後も子供の誘拐を続けていた。(被害者数不明)
ホリー息子: 話にしか登場しない
   名前不明。(現アレックスが正式に養子として登録されている以上、アレックスではない)
   伯母曰く、幼少時に癌で死亡。
アレックス・ジョーンズ: ポール・ダノ
   第一容疑者。
   実は、ジョーンズ夫妻による子供誘拐の最初の被害者。
   本名はバリー。
   誘拐される前は普通の利発な子供だったらしい。(誘拐前のビデオ映像からわかる)
   特製ドリンクと誘拐のショックと頭部への怪我により、現在10歳程度のIQしかない。
   生かされて養子として育てられていた理由と、その養子登録の方法は不明。
   (伯母が、妹夫妻が交通事故で亡くなりその子を引き取り養子にした、と言っていたが、
   その子(本物のアレックス)が過去に実在したとしたら・・・)

●その他関係者(被害者、他)
神父: レン・キャリオー
   性犯罪歴あり。元(?)小児愛好者。
   神への挑戦として子供の誘拐・殺害を繰り返していた男の告解を聞き、その男を殺害。
ボブ・テイラー: デヴィッド・ダストマルチャン
   第二の容疑者。
   実は彼もジョーンズ夫妻による子供誘拐の被害者の一人。
   迷路を解いたため解放された。
   薬物(特製ドリンク)の影響で誘拐されていた間の記憶は無いが、精神を病み、
   自分が経験した誘拐の再現(模倣)に固執している。
   実際に子供を誘拐するのではなく、被害児童の服を家から盗んだりする。
   衣服に付ける血は、豚の血を使用。
   今回の2少女誘拐事件には、直接的には無関係。
   ホリー・ジョーンズにも、容疑者として報道されるまで存在を忘れられていた。
ミランド夫人: サンドラ・エリス・ラファティ
   バリー(現在のアレックス)の実の母親。
   夫(父親)については今はいない模様だが、不明。
   (アレックスが「彼は来なかった」と語った言葉と何か関係あるかもしれない)


さて。
以上は、伯母(ホリー・ジョーンズ)の言葉を基本的に真実として踏まえた場合、という注釈が必要な個所が多いです。
しかし、アレックス(伯母の家含む)が警察に調べられた際に不審な点が無かったという事なので、前提として考えて差し支えないと思います。

次は更なる補足を加えて、時系列整理。
うろ覚えな所もあるけど、それをはっきりさせる為に、すぐもう一度観たいかと言われると、そこまで意欲は湧かない。
そういう意味では、「羊たちの沈黙」や「セブン」に並ぶ傑作、というのは言い過ぎというのが正直な感想。
まぁ、分かりやすい話(アクション映画系)が好きな私の感想ですけど、こうやって整理していけば破錠なく説明や推測がついていくのだから良い物語です。


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【2.時系列順でストーリー詳細】

●20数年前

ジョーンズ夫妻の息子が癌で死亡。
これを機に、キリスト教徒だった夫妻は信仰を失い、神に対する挑戦(子供の誘拐によって他人の信仰も失わせる)を始める。
まず、バリーを誘拐し、アレックスと名付け養子とする。
アレックス(元バリー)は頭部の怪我(虐待?)により知的障害に。

一方、大体同じころ、ケラー・ドーヴァーの父親が自宅で自殺。
一家は引っ越す。
(小説版では、母親もその後心身を病んで死亡したらしいです)
しかし、ケラーは(ジョーンズ夫妻と対照的に)敬虔なキリスト教徒であり続ける。

一応、これは神(ケラー)と悪魔(ジョーンズ一家)と異教徒(ロキ刑事)の3者でおりなされる物語となっています。


●数年前くらい

ジョーンズ夫妻は、それまでに16人の子供を誘拐&殺害。
(迷路を解いた子供=ボブ・テイラー=後の第二の容疑者、は薬で記憶を失わせた後、解放した)
ジョーンズ旦那は信仰を捨て切れていなかったのか、この時点で神父に告解する。
その場で神父により地下室に監禁&殺害される。
神父のその行動理由は説明されないが、神父自身、小児性愛者で性犯罪歴があり、それゆえにこの男を許せなかったものと思われる。
ジョーンズ旦那は行方不明扱いに。
残されたホリー・ジョーンズ(伯母)は神への挑戦(子供誘拐)を続ける。
旦那が飼っていた蛇は庭に埋める。(アレックスが蛇嫌いだったから?)


●現在(映画スタート時)

感謝祭の日、ドーヴァー一家は近所の友人宅(バーチ家)に招かれた。
そこで、6歳の娘アナが、友人の7歳の娘ジョイと一緒に「家に(113日前に無くした)ホイッスルを探しに行く」と出て行く。
娘たちは家でホイッスルを発見。
バーチ家への戻り道で、キャンピングカーに興味を引かれて近付く。
キャンピングカーの中(後部)にいた伯母が、2人に特製ジュース(麻薬)を飲ませ、2人がおとなしくなった所で車に乗せて誘拐。運転はアレックスがしていた。
 ・アレックスは知的障碍者だが運転免許所持
 ・伯母いわく「アレックスは娘達には指一本触れていない」
 ・アレックスいわく「ドライブしてた」 (※アレックスは嘘発見器をパスしている)
 ・鑑識「車内には争った等の形跡なく、物的証拠が残っていない」
 ・伯母「特製ジュースには人を無抵抗にする効果がある」

娘2人の行方不明が判明後、ケラーが警察に通報。
娘たちは行方不明になる直前、近所に停めてあったキャンピングカー(RV車)に興味を惹かれていた事から、警察は該当車を捜索。

その夜、雑木林沿いの道路に停めてあるキャンピングカーが発見され、ロキ刑事が車に近寄ると、車は急発進した挙句、雑木林に突っ込み故障。
ロキ刑事は運転していた男アレックスを拘束。
尋問を行うが、アレックスは犯行への関与を否認。

鑑識は、彼の車と、伯母の家も調査したが、物的証拠見つからず。
(この時、娘2人は庭の車の下の穴の中)

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●アレックス拘束から48時間後

警察は証拠が全くないため告発できず、アレックスを釈放。
警察署から出て来たアレックスにケラーが掴みかかるが、その時、アレックスがボソッと
「僕がいる間は泣かなかった」と発言。(ケラーにしか聞こえていない)
ケラーは彼が真犯人だと確信し、ロキ刑事が伯母宅に出向きアレックスに発言の真偽を問い質しに行くが、アレックスは「何も言っていない」と発言を否定。
(この時もまだ、娘2人は穴の中)

その夜、ケラーが伯母の家を見張っていると、犬の散歩に出てきたアレックスが、誘拐される直前に娘たちが歌っていた替え歌を口ずさんでいるのが聞こえる。
真犯人であると完全に確信したケラーは、アレックスに銃を突きつけ、誘拐。
今は廃屋となっている昔の実家にアレックスを監禁。

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●アレックス監禁開始

ケラーはフランクリン(ジョイの父親)を連れて昔の実家へ行き、監禁したアレックスを見せる。
ドン引きするフランクリンだったが、2人でアレックスへの拷問を開始。
フランクリンがアレックスを羽交い絞めにし、ケラーが素手(タオルは巻いてる)でボコボコに殴る。
数日間殴り続けるが、アレックスは何も吐かず。

一方、アレックス失踪について署長に対して怒ったロキ刑事だったが、とりあえずそれは置いておいて、半径10マイル内に住む性犯罪歴のある9人の戸別訪問を行う。
夜に、そのうちの1人である神父宅を訪れると、神父は泥酔して熟睡中。
家宅捜索をすると、彼の家の隠し地下室から、ミイラ化した男の死体(円形迷路のネックレスを着けている)が発見された。
神父を逮捕。
死体の男の歯型や指紋は警察の登録に該当が無く、身元が判明しない。
神父の供述によると、そのミイラ化した男は、神への挑戦と称して16人もの子どもを誘拐して殺した事を告解した男だったとの事。

過去にこの辺りであった誘拐事件を調べるロキ刑事。
そこで見つけたバリー少年失踪事件(20数年前)について、バリーの母を訪ねると、彼女は「バリーが誘拐されたときにもキャンピングカーが目撃されていた。同一犯ではないか」と言う。

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●第二の容疑者出現

誘拐事件被害者であるカーヴァー家・バーチ家の前に、人々が集まり応援と祈りの為に家の前に蝋燭を置いて行っている。
その様子を眺めるロキ刑事。
ふと、その人々の中に挙動不審な男を発見。
男は目が合うと逃げ出した。
容疑者として似顔絵を公開し、情報提供を呼びかける。

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●フランクリンの妻にアレックス監禁がばれる

似顔絵を見たスーパーマーケット店員から警察に通報がある。
「この男がよく来て、サイズがバラバラの子供服を買っていく」と証言。

ここで、新容疑者の登場によりアレックスへの疑念が薄れたフランクリンの心が折れる。
アレックスを拷問し続けることに良心が耐え兼ね、妻(ナンシー・バーチ)に話す。
ナンシーはケラーに詰め寄り、アレックスに会わせるよう要求。
ケラー・フランクリン・ナンシーの3人でアレックスに会う。
(この時の腫れ上がったアレックスの顔がなかなか衝撃的。)
その時、手を縛る縄を解かれたアレックスは逃走を図るが3人により取り押さえられ、再拘束される。
バーチ夫妻(フランクリン&ナンシー)は先に帰宅。
残ったケラーに対して、アレックスは「僕は本当はアレックスじゃない」と呟く。
意味が分からずイラつくケラーは、殺さないよう更に拷問を加える為の部屋を制作。
座るのも困難な狭い暗室に閉じ込め、冷水や熱湯を浴びせる仕組み。

翌日、ケラーは完成した拷問部屋をバーチ夫妻に見せる。
壊してアレックスを解放しようとしたフランクリンを、妻ナンシーが制止。
ケラーに拷問を続けさせるが、自分達はこれ以上関わらない、という決断をする。

その同時刻、第二の容疑者が、バーチ家とカーヴァー家それぞれに不法侵入。
誰にも見つからずに去る。
ただし、寝室で寝ていたグレイス・ドーヴァー(ケラーの妻)が娘(アナ)の部屋の物音で目を覚まし、先ほどまで閉まっていた窓が開いていた事から警察に通報。
かけつけたロキ刑事だったが、精神的に参り鎮静剤を服用しているグレイスの言葉をあまり深刻に受け止めないロキ刑事。
むしろ、ドーヴァー家の地下室の様子(死体処理にも使えるアルカリ剤が使い掛け)や、妻が語った「ケラーは毎日警察と一緒に娘の捜索に出かけている」という言葉から、ケラーに疑念を持つ。

実は、第二の容疑者は、それぞれの娘の部屋から衣服を盗み出していた。
(後に、ドーヴァー家の開いていた窓の下に、足跡と、盗み出した際に落とした靴下の片方が見つかる。)

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●第二の容疑者を逮捕、そして

翌日、ケラーに疑念を持ったロキ刑事がケラーを尾行するが、途中でばれて、ケラーはアル中逆戻りの振りをしてはぐらかす。
しかし、後日、ロキ刑事は、その場所がケラーの元実家の近くであることを知り、元実家(廃屋)を訪問。
中で、飲んだくれて酔いつぶれ(た振りをし)ているケラーを発見。
その場所にアレックスを監禁しているのではないかと疑うロキ刑事は、ケラーに廃屋内の案内をさせるが・・・、その途中で、スーパーマーケットから「第二の容疑者が店に現れた」と通報を受け、廃屋内の調査を中断。店員から聞き出した車のナンバーから容疑者の家を突き止め、訪問する。
その男(ボブ・テイラー)を取り押さえたロキ刑事は家内部を調査。
錠前がかかった怪しい箱をいくつも発見し、こじ開けると、中から出てきたのは・・・子供の遺体ではなく、蛇と、血の付いた子供の衣服。
ボブは、「子供は殺した」と供述する。

発見された子供の衣服の写真を、バーチ夫妻とケラーに見せるロキ刑事。
娘2人のそれぞれの服が、その中に含まれていた。
衝撃を受けるケラーだったが、娘の生存とアレックスが事件に関わっている事を信じ続けるケラー。

その夜、子供の遺体の場所の地図を書くと言いながらひたすら迷路の絵を書き続けるボブにしびれを切らし、掴み掛るロキ刑事。
止めに入った警官2人ともみ合っている隙に、ボブは警官の腰の銃を奪い、自殺してしまった。

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●ジョイ(バーチ家の娘)が脱出

翌日、ロキ刑事は、ボブが書き遺した迷路の絵が、神父宅で発見されたミイラが身に着けていた迷路ペンダントと同じである事に気付く。
ボブ宅の庭からは、顔をつぶされたマネキン2体が発掘されたのみ。
軽視していたケラーの妻の証言(窓が開いていた)を思い出したロキ刑事は、その窓の下でアナの靴下の片方を発見。
ボブは誘拐事件の犯人ではなく、模倣犯に過ぎないことが明らかになった。


一方、残された時間が短い、と焦るケラーが、アレックスへの熱湯攻めを敢行中、アレックスが「あの子たちは迷路にいる」と呟く。
迷路の意味・場所については答えない。
育ての親(伯母)であればそれが何か知っているかもしれない、と考えたケラーは、アレックス失踪に責任を感じていると称して伯母宅を訪問。
会話の中で「迷路」という言葉を持ち出すが、伯母はその言葉に関心を見せなかった。
帰っていくケラー。

実はこの前に、アレックス失踪で寂しくなった伯母は、誘拐した少女2人を地下の穴から出して家の中に置いていた。
ケラー訪問中、娘2人は口にテープを貼られており、ケラーに救出を求める声は届かなかったが、この隙に2人は脱出。
しかしアナは途中で伯母に捕まり、ジョイだけが逃げおおせて保護された。

病院で、保護されたジョイを見舞うカーヴァー夫妻。
アナの安否を訪ねるケラーに、ジョイは「あなたもいた」と答える。
事件後にいた場所(特に今日)は、元実家と、あとは伯母の家しかない。
伯母が共犯者(または主犯)と確信したケラーは病室を飛び出す。
そこへ駆けつけたロキ刑事。

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●真犯人との対決

ケラーは、伯母宅を再訪問。
伯母に娘の居場所を問い詰めようとしたケラーだったが、逆に銃を突きつけられ、特製ジュースを飲むよう強制されてしまう。
さらに、片足を撃たれた上で、外の庭(車の下)にあった穴に閉じ込められてしまう。
その中には以前、娘(アナ)もいたという。
穴の中で娘が持っていた笛を見つけ、涙を流すケラー。
伯母はケラーが乗ってきた車をどこかへ捨てに行く。

一方、ロキ刑事は、ケラーが向かった先を元実家だと勘違いしていた。
元実家に駆け付けたロキ刑事は、拷問部屋を発見し、中からアレックス(生存)が発見された。
署長はロキ刑事に、アレックスが保護された事を伯母に伝えに行くよう命令する。

伯母宅へやってきたロキ刑事。
物音が聞こえるが返事は無い。
中に入ると、ミイラが着けていたものと同じ迷路型ネックレスをした男性の写真(伯母の旦那)に気付いた。
子供の誘拐・殺害をしていたのはこの男、ということは、その妻である“伯母”はその共犯者であり、今回の主犯であるかもしれない。
ロキ刑事が銃を抜いて更に奥の部屋に進むと、床に横たわった少女に何かを注射中の伯母を発見。
止めるよう呼びかけるが、振り向きざまに銃撃してきた伯母と撃ち合いとなり、ロキ刑事は頭部にかすり傷(と言っても銃弾による傷ですからね)を負い、伯母は死亡。
(この時注射されていた薬品は、アナを殺すためのものだったと思われるが、これについてはちょっと後述します。)
ロキ刑事は危険な状態となったアナを車に乗せ、必死に救急病院に担ぎ込んだ。

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●結末

処置が間に合い、回復に向かったアナ。
治療を終えたロキ刑事に、カーヴァー家・バーチ家が感謝を伝えに来る。
この時、アナが首からかけていた赤い笛について尋ねたロキ刑事に対して、「これは新しく買った笛なの。誘拐される前に、以前無くした笛を見つけたってアナは言ってるんだけど」と答えるグレイス(母親)。
ケラーは、行方不明の状態。
アレックスを監禁暴行した罪から逃亡中と思われているらしい。
彼が見つかれば彼を投獄することになると思う、と言うロキ刑事。
しかし、ケラーがした事(拷問)には感謝していると答えるグレイス。

アレックスも、本当の実家に戻ったことが報道されている。

伯母宅の庭の発掘調査が始まった。
しかし今のところ地中からは蛇の死体しか見つからず、夜になり、凍った土の発掘作業が困難だったことからその日の発掘作業は終了となる。
最後まで見守っていたロキ刑事も立ち去ろうとする。
かすかに笛の音が聞こえたような気がする。
「空耳か…」と苦笑して立ち去りかけたが、改めて聞こえた笛の音に表情を変えて振り向くロキ刑事の顔のアップで、END

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以上。
一概にハッピーエンドとは言えないけど、このストーリーでは一番のグッドエンドを迎えたと思います。
エンディング時にはケラーが足を撃たれてから約24時間経過しており、ケラーは瀕死の状態と思われますが、おそらく発見され命は助かり、アレックス監禁暴行の罪で収監されることになるのでしょう。
しかしなんだかんだ言っても、ケラーの倫理の一線を越えた行動がなければ、この事件は解決しなかったというオチでした。
プリズナーズ(囚人達)。
エンディング時点やこの後のケラーも、誘拐された子供たちも、劇中のアレックスは二重の意味で、みんな囚われ人。
なんだったら、州警察への栄転が無くなったっぽいロキ刑事も、息子の死から犯罪に走り続けていた伯母も、薬による眠りに逃げ続けるだけのグレイスも、実家に嫌気がさしつつ出ていけないジョイの姉も、囚われ人に含まれるのであれば、みんなみんな囚われ人。
そんな題名なのでした。



【3.補足】


以下は、ちょっとだけ推測等で上記解説の穴埋めをしてみます。

アレックスについて。
アレックスがほぼ沈黙を貫いた理由も、時々呟いた言葉の意味も、明確にはならないまま終わります。
「彼は来なかったんだ。僕は遊びたかっただけなのに」というのが一番意味不明。
推測としては、彼の本当の父親の描写が一切無いので、母子家庭だったかもしれません。
もしかするとアレックス(バリー)誘拐された際、「言う事を聞いて良い子にしてれば、父親が迎えに来て一緒に遊んでもらえるよ」とか言い聞かされていたかもしれませんね。
また、単純に、自分は誘拐された時に家族(父親)が助けに来てくれなかった、という事を言いたかったのかも。
最初にアレックスが逃げようとしたのは、単純に捕まったら良くないことになると思った、程度で深い理由は無いような気がしていますが、いかがでしょう。
誘拐され20数年たち、知的障害があるばかりか、散歩中の犬の首を吊る危険な一面も見せていた彼が、そこから更に一週間の監禁&拷問を受けて・・・、その状態の彼が戻ってきた本当の家族は今後さぞ大変でしょう。
この映画はフィクションとはいえ、似たような現実の事件があった事も思い出されます。


子供たちの(遺体の)行方。
庭の地中からは(まだ一部しか掘削されていませんが)、蛇の死体しか見つかっていません。
被害者の一人であり模倣犯であったボブ・テイラーの家の様子を思い出してみましょう。
庭には、顔をつぶされたマネキン2体が埋められていたので、同じような状態で子供たちが埋まっている可能性は高くあります。
もう一つの可能性を示しているのが、豚の首。
豚の首は流しの中に置いてありました。
ここで、伯母の家で、ケラーが携帯電話を流しの中のディスポーザー(生ごみを砕いて下水に流す装置)に捨てらされた描写があったことも思い出してみましょう。
もしかすると、子供たちの遺体は、流しからディスポーザーを通して下水に流し捨てられたのかもしれません。
どっちにしてもむごい話。


こんなところでしょうか。

神(ケラー)と悪魔(ジョーンズ家)と異教徒(ロキ刑事)を象徴する3者がおりなす物語であることを示すものがあそこにもここにも、というような考察は、私にはあまり興味が無いのでしません。
ググるといっぱい見つかると思います。

あとは、この映画の脚本家による小説版が発売されているようなので、そちらも読むとしっかり補完されるかもしれませんよ。
例えば、小説版には、ラストでアナが打たれる注射についての説明もあるようです。
こういう事だそうです。↓

第二の容疑者(ボブ)が逮捕された後、ナンシー・バーチ(ジョイの母親。獣医)が廃屋にいるケラーを尋ねてきて、「自分たちの保身のためにこれでアレックスを殺せ」と言い、ペット安楽死用の薬と注射器を渡した。
しかしケラーはそれを使わないまま、工具箱に入れておいた。
伯母宅にケラーが乗り込んだ際、箱をあらためた伯母が注射を発見。(映画には銃を見つけるシーンはある)
信仰心の厚いケラーをより苦しい地獄に落とす為、ケラーが持ってきた毒で娘を殺してやろう、というのがあの時の伯母の行動。


なるほどねー。



さて、この記事は以上!

自分としては、アレックスの誘拐事件への関与の程度がよく分からなくて、情報の整理を始めたのですが、書いているうちに自分なりの結論が出たので私としてはこれでもう満足です。
しかし、ほぼいずれも作品中で明言されていない限り、解釈は色々可能だろうと思います。
つまらない映画なら、考察してみる気も湧かなかっただろうから、やっぱり結構面白かったのかな!




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テーマ:サスペンス映画
ジャンル:映画
コメント
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175.  名無しさん | URL  | 2014/08/05(Tue) 13:45 | #-[ 編集]
アレックスの「彼は来なかったんだ。僕は遊びたかっただけなのに」の『彼』はボブ・テイラーを指していると思ったのですが...
176.  名無しさん | URL  | 2014/10/15(Wed) 00:55 | #-[ 編集]
ケラーとった行動は(監禁)は事件解決には結びついてませんよね?
177.  グドすぴ | URL  | 2014/10/15(Wed) 21:42 | #-[ 編集]
>>175
> アレックスの「彼は来なかったんだ。僕は遊びたかっただけなのに」の『彼』はボブ・テイラーを指していると思ったのですが...

アレックスとボブには面識はあったでしょうから、その可能性もあるでしょうね~。
178.  グドすぴ | URL  | 2014/10/15(Wed) 21:48 | #-[ 編集]
>>176
> ケラーとった行動は(監禁)は事件解決には結びついてませんよね?

直接は結びついていません。
が、ケラーがアレックスを監禁していなければ、事件が解決に向かったきっかけ(=女の子(ジョイ)が叔母宅を脱出)は生まれなかった可能性は高いし、ロキ刑事が叔母宅に向かうことも真犯人に気付くことも無かった可能性も高いと思われます。
179.  名無しさん | URL  | 2014/11/13(Thu) 02:33 | #-[ 編集]
車はバックして前に出す
地下へのドアの上の車を
バックさせてから前に出す

この描写がありますので
最初に車で逃げようとしたのは
車はバックさせたら前に出すという
ことを何度も見ていて無意識的に
木に突っ込んだのでは?

また最後主人公の笛が聞こえたあとも
ロキ刑事はおもちゃの車を
バックさせてから前に出す
行動をしてたのですぐに車の下にあることに気付いたでしょう
180.  グドすぴ | URL  | 2014/11/15(Sat) 08:31 | #-[ 編集]
>>179さん
なるほど!確かに。
182.  ♪ | URL  | 2014/12/28(Sun) 00:32 | #-[ 編集]
時系列で整理されてたのが
すごくわかりやすかったです。感謝
183.  名無しさん | URL  | 2015/01/06(Tue) 15:22 | #-[ 編集]
的外れな推測や感想文の多さに辟易していたところ
客観的に事実を羅列したこちらのブログが大変参考になりました
仰る通り「羊たちの沈黙」に並ぶような傑作とまではいきませんが
HジャックマンやJギレンホールのような重厚な演技のできる俳優あってこその安定感でしたね
脚本家による小説もあるとのことですが、恐らく描ききれていない演出が実際のところありすぎるのでしょう
イントロの息子に狩りを教えるシーンから、刑務官である父親の自殺など主人公の心境
あるいはアレックス(元バリー)の監禁シーンや拷問演出も、本来はもっと多く
そこに介在する主人公の無力感や閉塞感
そういったもの抜きに題名だけ「囚人たち」としても、鑑賞者置いてけぼりですわな・・・
184.  あんこ | URL  | 2015/04/01(Wed) 21:24 | #-[ 編集]
とってもわかりやすい解説をありがとうございます。
映画を観て、このブログを読んで、その後また映画を観ると
ほぼ100%この映画を理解することができました(^O^)
189.  名無しさん | URL  | 2015/06/05(Fri) 14:45 | #-[ 編集]
とても分かりやすい解説ありがとうございました。スッキリしました!最後が気になって大丈夫かしらと思ってたけど、きっと助かるストーリーということで満足です
191.  ぎもんもん | URL  | 2016/01/30(Sat) 21:31 | #-[ 編集]
ついさっきこの映画のDVDを見終わって、疑問があって検索したら
この記事に辿り着きました。
概ね腑に落ちたのですが、未だによくわからない部分が三点。

一つはアレックスが沈黙を貫いた理由ですが、
これはまあ知能と精神を病んだ男だからということでいいんですが……。
(実際には10歳程度の知能に達しているように見えない)

もう一つは、アレックスは最初にして最大の重要参考人であったのだから、
当然警察は彼自身と彼の叔母(自称)の供述以外にも、
アレックスの身分と経歴を調べ上げる筈。
それならばアレックスは本当はジョーンズの甥ではないということくらいは
すぐにわかりそうなものでは。
(ジョーンズ家がよっぽど上手いこと工作したということで良いのか?)

最後の一つは、ジョーンズはどうしてアレックスを犯行の協力者として利用していたのか。
アレックスと叔母の正確な関係性は不明だったが、能力的にも思考的にも
非常に不確定で危険な人物であることは間違いなかった。
アレックスを協力者とすることの危険さも含めての「神への挑戦」だったのか?
192.  グドすぴ | URL  | 2016/01/31(Sun) 01:16 | #-[ 編集]
>>191.ぎもんもん さん
コメント有難うございます。

> 一つはアレックスが沈黙を貫いた理由

あの、こう書くのも語弊がありますが、知能低目な方であってもそうであるにもかかわらず自分に不利益(害)になる事に対してはかなり敏感で、嘘をついたりしてでもどうにか害を免れようとする傾向が強い方、は多くみられます。自己防衛本能というのでしょうか。
この場合、アレックスにとって犯罪者と認定されることは彼にとって「よくない事」ですので、沈黙を貫くくらいの事はしそうです。


> アレックスは本当はジョーンズの甥ではないということくらいはすぐにわかりそうなものでは。

そうですね、その点は私も不自然に思ったので、私なりに想像していました。
記事中の人物紹介アレックスの欄で「伯母が、妹夫妻が交通事故で亡くなりその子を引き取り養子にした、と言っていたが、その子(本物のアレックス)が過去に実在したとしたら・・・?」と中途半端に書いていたのがそれなのですが~、
つまり、こんな想像です。

妹夫婦とその息子アレックスが実在し、妹夫婦が交通事故で無くなった際、そのアレックスを実際に叔母が引き取った。
しかしその後おそらくアレックスはジョーンズ夫妻の手によって殺害され、誘拐されてきたバリーがアレックスとして育てられた。

そうであるならば、警察がアレックスの身元について不審な点を見つけられなかった説明がつくかな、と私は思っています。
この仮説だと、本物のアレックスが殺害されたのはバリーの誘拐の前か後か?なぜ殺害されたか?実子が死んで錯乱したジョーンズ夫妻に殺害された最初の被害者がこの本物のアレックスだったか?バリーが殺されずにアレックスとして育てられたのは、アレックス殺害を世間から隠すためか?・・・など色々想像が広がります。
想像ですけどね。(^^;


> 最後の一つは、ジョーンズはどうしてアレックスを犯行の協力者として利用していたのか。

夫妻で犯行に及んでいた頃は、アレックス(バリー)を共犯者として利用していたかどうかわかりません。
特に必要もなさそうだから使っていなかったものの、旦那が消えた後で人手として使われるようになったという可能性もありますが・・・、でもいくら障害があるとはいえ家にいるアレックス(バリー)に気付かれずに誘拐してきた子供を閉じ込めたり殺害して処分したりは出来ないでしょうから、それならいっそ共犯者として使ってしまった方が口封じにもなるからマシという考え方で初期から利用されていた可能性もあります。
実際、アレックスは黙秘を(ほぼ)貫きましたし。
196.  名無しさん | URL  | 2016/03/21(Mon) 22:56 | #-[ 編集]
凄くわかりやすくまとめてあり、映画の意味を再確認しまた、読んだこともない小説の内容も知ることが出来て楽しい記事でした!ありがとうございます!
1つ質問なのですが、アレックスが犬の散歩?をするとき犬に虐待をしていましたが、その行動には何の意味があるのでしょうか?
197.  もとま | URL  | 2016/04/16(Sat) 09:11 | #-[ 編集]
自分もアレックスが犬を苦しめたシーンがとても気になりました。それを描く必要があるとしたら、アレックスは誘拐虐待の恐怖経験から沈黙を通し、おそらく障害を装って生き延びるしか方法がなく、夜、本当の自分になれる貴重な散歩に出た時にその事を見抜かれない様に本当は可愛いがってる犬をわかざと苦しめる真似をしてとっさに変質を装ったのでは。運転免許も持ち、替え歌も完コピ。少女たちを助けて欲しい本心から歌ってみせたり、少しのヒントを口にしたけれど、拉致監禁暴力に遭い、自分の身を守るためそれ以上は口を割らなかった。どうでしょ。つまり、唯一マトモな精神を保持していたのはアレックスってことで。睡眠薬で寝てばかりのアナの母が、最後ロキに対してアナにお礼をほぼ無理矢理にさせてから、神よ~~とか口にしたり、とにかく保守的なペンシルバニア片田舎の暗い冬で信仰が日常茶飯事みたいなシーンが多いけど、自分ら日本人だからかもしれないですが、神に祈りを口にしつつアレックスを傷めるアナの父も含め過剰で無理。アレックスにわざと聴かせてたんだろうけどそれも含め。いっそアレックスがこの映画の救いであって欲しい気持ちもあるからこう見えたのか。
198.  グドすぴ | URL  | 2016/04/20(Wed) 01:47 | #-[ 編集]
>>196 さん
> アレックスが犬の散歩?をするとき犬に虐待をしていましたが、その行動には何の意味があるのでしょうか?

単純に、いじめられっ子は成長するといじめっ子になる、という現象かと思います。
アレックス自身が虐待を受けながら育ったのでしょう。自分より弱いものに自分が受けたような仕打ちをしてしまうケースが多いのです。「自分がされた時に辛かったから、自分は他人にそのようなことはしない」と考え、且つ実行できる人間は残念ながら少数派のようです。
深い意味は無いのでしょう。しいて言えば、無意識的な復讐、八つ当たり、といったところでしょうか。

あの虐待行動は、アレックスのそういった背景を暗示しますが、それよりも直接的にはあの場面でケラー(と観客)に「アレックスは危険なやつだ」と思わせる効果が強いですね。
199.  グドすぴ | URL  | 2016/04/20(Wed) 02:05 | #-[ 編集]
>>197.もとまさん
> 本当は可愛いがってる犬をわざと苦しめる真似をしてとっさに変質を装ったのでは。

映画の描写では、アレックスが犬の首を吊ったり替え歌を口ずさんだりした後でケラーの存在に(見られていた事に)気付いた、となっていましたが、わざと変質を装ったと仮定すれば、アレックスは散歩に出た時点でケラーの監視に気付いていながら気付いていないフリまでしたいた事になります。
あの偽の両親(誘拐犯)の前で(自分の身を守るために)変質&知能障害を装うという事ならまだ分かりますが、警察に逮捕されている間やケラーに監禁されている間に継続して装う必要は無いのではないか・・・と私は思います。尋問時(偽の両親の手が及ばない状況になった時)に正常な素に戻って、あらいざらいしゃべって、さっさと警察に叔母を逮捕させ子供たちを救出させれば済むのです。

この登場人物たちの深い信仰心は、多くの日本人には理解しがたいのではないかと思います。私も個人的に理解しがたいですし、理解したいとも思いません。
202.  欧在住 | URL  | 2016/05/19(Thu) 10:34 | #-[ 編集]
こんにちは。先ほど初めてこの映画(海外の映画チャンネルにて英語版)を見て面白かったので感想・あらすじブログを眺めていたところ、こちらにたどりつきました。
ほぼ同感なのですが、一つ違うと思ったところがありました。
アレックスが「彼は来なかった」と言った「彼」は父親でもボブでもなく、アレックス(本物)のことです。英語版ではハッキリ「Alex never come」と言っています。
自分はアレックスじゃない、アレックスは来なかった、と言っていたわけです。
おそらく、本物のアレックスはジョーンズ夫妻に殺害され、それを今のアレックスは知っているのでしょう。
それと、197のもとまさんのコメントはかなり鋭いんじゃないかなと私は思いました。アレックスは実はとても頭が良いということがわかるシーンがあります。
ナンシーが来てつい拘束を解いてしまい、アレックスが逃げようとしたシーンです。
一瞬で、叩き割った窓のガラス破片を手にして武器として返り討ちしようとしています。10歳未満の知能で思いつくでしょうか?手にガラス破片を握り締めているところがクローズアップで強調されていたのも気になりました。
以上、乱文失礼しました。
203.  欧在住 | URL  | 2016/05/19(Thu) 10:38 | #-[ 編集]
追伸※ Alex never come →アレックスは来なかった、というより、アレックスが来ることは無い、という感じですね。和訳の問題かなと思いました。
205.  グドすぴ | URL  | 2016/08/21(Sun) 19:18 | #-[ 編集]
>>202-203.欧在住さん
> 本当は可愛いがってる
> 追伸※ Alex never come →アレックスは来なかった、というより、アレックスが来ることは無い、という感じですね。和訳の問題かなと思いました。

ご指摘ありがとうございます。
和訳の問題だったのですね。
この映画については、2度目の劇場鑑賞をしたりDVDや脚本で原文セリフ確認をしたりといった手間をかけないまま、中途半端な解説を書いてしまったと反省しています。やはり翻訳される前のセリフを確認するのは重要ですね。
217.  名無しさん@ニュース2ちゃん | URL  | 2017/04/28(Fri) 03:56 | #-[ 編集]
個人的には羊たちの沈黙はご都合主義のB級映画って印象だが

 続編のソレか


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