2013年07月23日 (火) 01:31 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 博多祇園山笠 (2013) | | | Edit |
この時期に福岡市に滞在していたならば、やはりこれを取り上げなくては!



博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは福岡県福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭である。櫛田神社にまつられる素戔嗚尊に対して奉納される祇園祭のひとつ。正式には櫛田神社祇園例大祭。
(from Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A4%9A%E7%A5%87%E5%9C%92%E5%B1%B1%E7%AC%A0

博多祇園山笠公式ホームページ
http://www.hakatayamakasa.com/index.php



正直、詳しいことは全く知らなかったのですが、以前から興味はありました。
具体的に何で見た印象が・・・残っているということは無いのですが、だいぶ昔に「海猿」漫画版でそんな様子を読んだ覚えがあるくらいですかね、でも、褌姿、沿道から水をかけられながら神輿を担いで走る、・・・なによりその思い入れの強さというか熱さが凄いらしい、というイメージはあって。


どんな行事なのか、撮ってきた写真と共にざっくりと紹介しますね。

来年は私も参加するかもしれませんよー。
(今年も直前にお誘い頂いたのですが、既に見物の先約あったので辞退しました。)


さて。
詳しいことは、その冒頭にリンクを貼った公式サイトなどを見て頂くこととして、超ざっくり紹介。

博多祇園山笠は、冒頭に引用で書いた通り、毎年7月1日から7月15日にかけて行われる行事です。
今年は、この行事のクライマックス最後の3日間が、海の日の3連休にあたっていた為、参加者にも観光客にも優しい日程となっていました。来年は・・・うわ、めっちゃ平日だ。

7月1日になると、福岡の博多地区を中心に、街の13カ所に「飾り山笠」が飾られます。
山車(神輿)の事を、この祭りでは「山笠」と呼びます。
博多人形師が製作するのだそうです。

DSC_0573.jpg DSC_0577.jpg

DSC_0578.jpg

DSC_0580.jpg DSC_0586.jpg

DSC_0592.jpg

我ながら、なんかもっと撮りようがあっただろうと思ってしまいますが、飾り山笠は豪勢でカッコいい。
各所の飾り山笠とも、雨除けの屋根が設けられ、ライトアップされていて、前後にのんびり眺める為のベンチも設置されています。
今年は梅雨明けが例年と比べて一週間ほど早かったのですが、例年ですと、福岡の梅雨は山笠の終わりと同時(7/15)頃に明けるのです。

こちら、皆さんお好きな(笑)中洲のまさにど真ん中に飾られていた飾り山笠。

DSC_0600.jpg

DSC_0602.jpg

DSC_0608.jpg

余談ですが、この時、ちょうど警察の見回りとタイミングが被ってしまったらしく、客引きに全く声を掛けられなくて少し寂しく思ったり。(´・ω・`)
まぁ、そうでなくとも、ラフな普段着で若そうでカメラを手に一人で歩いているような人は、良い客には見えなくて当然。
閑話休題。

祭りのクライマックスには、この大きな山笠を担いで走るんかなぁ、スゲェなぁ、なんて思っていたのですが、、、違いました。(^^;

担いで走る用には、また別な「舁き山」(かきやま)があります。
ちなみに、山笠を担いで市内を回ることを山笠を「舁く」(かく)と言うそうです。

ざっくり歴史と共に説明。

770年ほど前(鎌倉時代) 疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水をまいたのが始まり(という説)
 ↓
その後 隆盛・衰退を繰り返しながら、高さ15メートル前後の山笠をゆっくりと舁く祭りとして発展
 ↓
320年ほど前(江戸時代) 偶然起きた、追い越せ・追い越されまいという競走をきっかけに、走るスタイルに発展
 ↓
100年ほど前(明治時代) 山笠が電線を切断する事故が相次いだ為、高くて飾るだけの「飾り山笠」と、低い「舁き山」が分けて用いられる事に
 ↓
今に至る


残っている資料も少なく色々と諸説あるようですが、公式的には大体こんな感じです。
電線ね・・・!そりゃそうだ!

博多祇園山笠の期間は7月1日から7月15日ですが、(少し語弊があるけれど)観光客的に言ってしまえば、最初の10日間ほどはこの飾り山笠が展示場所に飾られているだけで、特に面白味はありません。
7/10頃から実際に舁く予行練習が始まり、大きな見所となるのは、7月13日の集団山見せと、7月15日の追い山の2つの行事です。


山笠見物案内図&コース見物ポイント
(「ふくおか市政だより」から転載)

山笠見物案内図


7月13日:集団山見せ
山笠が那珂川を渡って福岡部へ舁き入る唯一の行事。(山笠は基本的には那珂川より東の博多地区の行事。)各流の舁き山が約1kmの道を往復して、沿道に集まった観光客にお披露目を行うような感じの行事。15時30分スタート。


まず子供たちが先頭でやってきて。(「先走り」と呼ぶらしい)

DSC_0648.jpg

DSC_0649.jpg

DSC_0625.jpg

DSC_0626.jpg

DSC_0678.jpg

DSC_0680.jpg

博多祇園山笠は女人禁制の祭りだそうですが、この子供たちに限っては女の子も混ざっています。
流のしきたりによって違うとも聞きますが。
「流」(ながれ)とは、地区で区切られた・・・まー、あのー、町会みたいなもんで、流ごとにそれぞれの山笠を持ちます。
子供達がゆっくりな駆け足で過ぎていき、その後ろは付き添いの大人やおじいちゃんがまばらに歩いて続いたりして、意外と穏やかなムード。
そして少しすると「オイサ!オイサ!」という勇壮な掛け声と共に、男衆と舁き山が見えてきます。

DSC_0645.jpg

DSC_0623.jpg

DSC_0617.jpg

DSC_0620.jpg

オイサにしか聞こえませんが、正確には「オッショイ」と言っているらしいです。
これもそんなに早くないなーーー意外と穏やかだなーーーなんて思って見ていたのですが、いざ山笠が真横に来て、舁き手(担いでいる人)の男達の姿を間近に見てみると、

DSC_0631.jpg

DSC_0640.jpg

DSC_0632.jpg

DSC_0633.jpg

すいません前言撤回!
担いでいる男たちは超全力じゃないですか!
歯を食いしばって、空いた手や肘をブンブン振りながら。
すごい熱気。
なにこれ超カッコいい。

DSC_0681.jpg

DSC_0684.jpg

DSC_0656.jpg

この舁き山は、上に乗っている6人の体重を含めて、総重量1トンを超えるそうです。
これを26名で担いでいるそうなので、一人当たり約40kg。
そして、最後の「追い山」行事の時には約5kmの道を約30分で駆け抜ける

つまり時速10kmで走ってらっしゃるんですね?
すいません、俺は、スポーツジムのランニングマシーンの上で快適なNikeランニングシューズを履いて1時間走りきる時に、少し早目にしてようやく時速10kmです。
地下足袋を履いて40kgを担いで同じ速度で走ると考えると・・・あぁ・・・それはキツイわ。

舁き手はどんどん交代しながらコースを走り抜けていきます。

先に書いた、先走りを務める子供達の他、山の前後を付き添って駆ける者、山を後ろから押す者など大勢がいるわけですが、山を舁ける事自体がステータスのようで、更に、舁き山に上がって全体指揮を取る「台上がり」に成れる事は栄誉なのだそうです。

DSC_0650.jpg

DSC_0652.jpg

DSC_0672.jpg

DSC_0674.jpg



7月15日:追い山
博多祇園山笠のクライマックスにあたる行事(タイムトライアル)。朝4時59分に一番山笠が山留めをスタート、博多の総鎮守櫛田神社境内の清道を回って奉納する。その後、二番山笠から八番山笠「走る飾り山」までが5分おきに出発し多数の男たちが交代を繰り返しながら博多の町を舁き回り、須崎町の廻り止めまで約5kmのコースを駆ける(八番山笠は別コース)。

今年一番早かった山のタイムが32分くらいでしたか。
ただ、あくまで神社の奉納行事なので、1位だからどうとか何という事はありません。
心意気とでも言うんでしょうかね。
この時期、これに参加する男達の姿は、ハゲてようが太っていようが大変に輝いていて、奥さんたちはそんな旦那に改めて惚れ直すそうですよ。
良い話だなー。

この追い山が終わると、神社で能を納めて、その年の山笠行事は全て終了、となるそうです。
その能はテレビで放送されなかったから良く分からないけど。


うん、そうなんだ、ごめん。

この追い山は、テレビで見たんだ・・・。


14日の深夜にメキシコ料理屋で飲んでいて、そのまま軽く酔いを醒ましてから追い山見物に出かける予定だったんですけども、料理とかメキシコビールとかテキーラとかが美味しくてね・・・。あとテキーラとかテキーラも美味しくて、店員さんも気立てが良くてさ・・・。
昔、アメリカとメキシコの国境の街サンディエゴに滞在して、時々メキシコ側の街のティファナに出掛けて飲み食いしたなぁ、なんて感傷的になってみたりして。気が付くと飲み過ぎていて。そのまま酔い覚まし中にぐっすり寝入ってしまい、目が覚めたら朝5時。山笠「追い山」が始まる時間。起きてるんだか寝てるんだか分からない様子のまま、テレビで生放送を見て、終わったら2度寝。
あぁ、やっちゃった。(‘A`)

あと、来年は出るかも、という話と補足を少々。

今年お誘い頂いたのは、仕事の取引先の人からでした。
とある「流」の地区の中に社屋があり、追い山に、その会社から何人か舁き手を出す枠を持っているようです。
基本的には流れに住む住人が参加する祭りで、参加者は公募されるようなものではありません。
ただ、そうは言っても今や完全に地元の住人は数が少なく、仕事の都合で出れない者も多い為、色々な伝手で紹介を受けた人達が大勢参加して、今の祭りが成り立っているようです。
クライマックスの「追い山」では、参加人数は、7流のうち少ない流で約500~600人、多い流で約2000人、と聞きます。
自分も、お誘いがあったのは、あくまで「追い山」のみ。
14日の夜に集合して、15日早朝に駆ける、というスケジュールでした。
ただ、今回見ていて思ったのですが、山を舁くのは簡単な事ではないな、と。特にその交代のやり方や流れが分かっていなくては、怪我したりさせたりしかねない。
練習をしなくてはとても無理だと思うのですが、やはり、山の伴走くらいでしか参加はさせて貰えないのかもしれませんね。
でも、勝手にそうだと諦めて参加しないのでは勿体無いので、機会さえ得られれば、是非参加をしたいと思います。


DSC_0686.jpg


img_course2013_3.jpg




スポンサーサイト
テーマ:お祭り&行事
ジャンル:地域情報
コメント
この記事へのコメントを投稿する


  ※ コメント欄のみの記入でも投稿出来ます。
  ※ 名前を空欄で投稿した場合、「名無しさん」と表示されます。
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック