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やだ、なにこの人類必見レベルの傑作……
「「「かーみーさーまー」」」

あまりにも完璧との評判が聞こえて来過ぎるので、観てきた!
2作目は見てないんだけどなー。
1作目は面白かったし、2作目も多分磐石のエンターテイメントなんだろうけど、こういう見ればハズさないと分かっている品行方正な物語より、トゲトゲ肩パッドのモヒカンが「汚物は消毒だー!」ってやってるような話の方が好きなので、あまり食指が動かないのです。(笑)
それでもこの完結編、
すげぇ。
この完成度は異常。
おもちゃと持ち主の少年の別れを描いて、シリーズを完璧なものにした完結編だった。
(たぶん、完結編。)
今回はネタバレ無しの方向で・・・
まずはあらすじ。
トイ・ストーリーシリーズの世界設定:
この世のおもちゃたちは、実は人間が見ていないときは自由に歩き回ったりおもちゃ同士でおしゃべりしたりしているのだ。
おもちゃがふと無くなったり、後日ひょんな所から見つかったりするのは、そのせいなんだよ。

あらすじ:
第2作目から11年後。
作中でも同じ年月が流れ、かつておもちゃ達を愛し夢中になって遊んだアンディ少年も17歳。
もはやおもちゃと遊ぶ事からは卒業し、おもちゃ達はそれを少し寂しく思いながらも、アンディの事を心から愛し仲良く過ごしていた。
まもなく、自分達は屋根裏にしまわれ、いつかアンディに子供が出来て再び役に立てる日が来るのを待つ事になるだろう。それとも?
ある日、大学進学が迫り引越しが決まったアンディは、部屋の片付けを始めた。
おもちゃをどうするか悩んだアンディは、長年のお気に入りだったカウボーイ人形ウッディだけを大学に持っていき、アクション人形のバズをはじめとする他のおもちゃ達を屋根裏にしまう事に決めた。
ところが手違いで、屋根裏行きのおもちゃ達がゴミに出されてしまう。
ゴミ回収車から間一髪逃げ出したおもちゃ達だったが、アンディに捨てられたと誤解して傷ついたおもちゃ達は、屋根裏に戻る代わりに近所のサニーサイド保育園に寄付される荷物へと潜り込む。
保育園はずっと子供たちに遊んでもらえ続ける、おもちゃにとっての理想郷のはず…。
しかしサニーサイドには恐るべき秘密があったのだった。



さて、そっからサニーサイドを巡る大冒険があって、それはそれでアクションやユーモアが詰め込まれてて楽しい。
他でも散々言われてることですが、この映画はアクション・ユーモア・ドラマのどれもが高レベルで、しかもバランス抜群。
でも、この映画で一番凄いのは、やはりラストに迎える、アンディとおもちゃ達の別れ。
どんな別れになるのかは、映画を観てもらうとして・・・
ただ泣けるとか、お涙頂戴なものではないのですよ。
まぁ、泣いたんですけどね。(^^;
そりゃあ、3D眼鏡をかけているせいで、映画館内が明るくなるまで流れた涙を拭けずにいましたけどね。w
でも、事前に「号泣した」とか聞いて想像してたほどには涙は出なかった。
なんていうか、人生では、友達とも恋人とも赤の他人ともペットとも、おもちゃやその他諸々の物とも、その全てといずれ必ず別れを迎えるわけですが。
別れとはこうあるべき、という一つの答えを見た気がします。

とどめは、エンディングのスタッフロールで流れる歌!
当然あそこは、シリーズの主題歌が流れるところでしょ?
スタッフロールに切り替わった瞬間、ここであの主題歌が流れてきたら、また泣いちゃうなと思ったんだけど、そこで流れてきた曲がアレ。
スペイン語版。
そしてその曲と共に映される、おもちゃ達のその後のあの姿。
「ローミオー」wwwww
あそこで泣かせない意味。
はぁ、マジ傑作だわ。
どんだけ人智を結集して作ったんだ、これ。
そういえば、このシリーズの主題歌「君はともだち」の日本語訳をググって探したんだが、見つからなかったので、自分で訳してみた。
原歌詞とともに、載せてみる。
【You've got a friend in me】(君はともだち)
作詞・作曲: Randy Newman (ランディ・ニューマン)
You've got a friend in me
You've got a friend in me
When the road looks rough ahead
And you're miles and miles
From your nice warm bed
You just remember what your old pal said
Boy, you've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
You've got a friend in me
You've got a friend in me
If you've got troubles, I've got 'em too
There isn't anything I wouldn't do for you
We stick together and can see it through
Cause you've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
Some other folks might be
A little bit smarter than I am
Bigger and stronger too
Maybe
But none of them will ever love you
The way I do, it's me and you
Boy, and as the years go by
Our friendship will never die
You're gonna see it's our destiny
You've got a friend in me
You've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
【日本語訳】
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
荒れた道が前に続いていて、
君のステキな暖かいベッドから何マイルも何マイルも離れている時、
ただ君の古くからの友達が言ってた事を思い出して
君には僕という友達がついてるよ
そうさ、君には僕という友達がいるんだ
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
もし君がトラブルを抱えたら、僕もそいつを引き受けるよ
君の為なら何でもするとも
僕らは一緒だし、きっとやり遂げられるさ
だって君には僕という友達がいる
そうさ、君には僕という友達がいるんだ
他のある人達は、僕よりもちょっとばかり頭がいいかも
大きくて強いかも、多分ね
でも僕のように君を愛してくれる人はなかなかいないと思うよ
僕と君こその仲さ
そして何年経ったとしても、
僕らの友情は消えやしない
君にも見えてくるだろ?それが僕らの運命だって
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
そうさ、君には僕という友達がいる
訳者、俺。w
元のニュアンスに忠実にしようとして、割りと直訳に近い感じです。
だいたい合ってる、と思う。(^^;
日本語でこんな直球投げたら、粘着質っぽい危険な香りもしますが・・・(笑)、でも心のどこかで自分を心強く感じてくれる友人がいれば良いですね。
ひたすら「会いたい」とか、「別れても忘れられない」とか、いい歳しながらそんな事を声を大にして歌ってる大人達は、この映画を観て反省すべき。(笑)
「「「かーみーさーまー」」」

あまりにも完璧との評判が聞こえて来過ぎるので、観てきた!
2作目は見てないんだけどなー。
1作目は面白かったし、2作目も多分磐石のエンターテイメントなんだろうけど、こういう見ればハズさないと分かっている品行方正な物語より、トゲトゲ肩パッドのモヒカンが「汚物は消毒だー!」ってやってるような話の方が好きなので、あまり食指が動かないのです。(笑)
それでもこの完結編、
すげぇ。
この完成度は異常。
おもちゃと持ち主の少年の別れを描いて、シリーズを完璧なものにした完結編だった。
(たぶん、完結編。)
今回はネタバレ無しの方向で・・・
まずはあらすじ。
トイ・ストーリーシリーズの世界設定:
この世のおもちゃたちは、実は人間が見ていないときは自由に歩き回ったりおもちゃ同士でおしゃべりしたりしているのだ。
おもちゃがふと無くなったり、後日ひょんな所から見つかったりするのは、そのせいなんだよ。

あらすじ:
第2作目から11年後。
作中でも同じ年月が流れ、かつておもちゃ達を愛し夢中になって遊んだアンディ少年も17歳。
もはやおもちゃと遊ぶ事からは卒業し、おもちゃ達はそれを少し寂しく思いながらも、アンディの事を心から愛し仲良く過ごしていた。
まもなく、自分達は屋根裏にしまわれ、いつかアンディに子供が出来て再び役に立てる日が来るのを待つ事になるだろう。それとも?
ある日、大学進学が迫り引越しが決まったアンディは、部屋の片付けを始めた。
おもちゃをどうするか悩んだアンディは、長年のお気に入りだったカウボーイ人形ウッディだけを大学に持っていき、アクション人形のバズをはじめとする他のおもちゃ達を屋根裏にしまう事に決めた。
ところが手違いで、屋根裏行きのおもちゃ達がゴミに出されてしまう。
ゴミ回収車から間一髪逃げ出したおもちゃ達だったが、アンディに捨てられたと誤解して傷ついたおもちゃ達は、屋根裏に戻る代わりに近所のサニーサイド保育園に寄付される荷物へと潜り込む。
保育園はずっと子供たちに遊んでもらえ続ける、おもちゃにとっての理想郷のはず…。
しかしサニーサイドには恐るべき秘密があったのだった。






さて、そっからサニーサイドを巡る大冒険があって、それはそれでアクションやユーモアが詰め込まれてて楽しい。
他でも散々言われてることですが、この映画はアクション・ユーモア・ドラマのどれもが高レベルで、しかもバランス抜群。
でも、この映画で一番凄いのは、やはりラストに迎える、アンディとおもちゃ達の別れ。
どんな別れになるのかは、映画を観てもらうとして・・・
ただ泣けるとか、お涙頂戴なものではないのですよ。
まぁ、泣いたんですけどね。(^^;
そりゃあ、3D眼鏡をかけているせいで、映画館内が明るくなるまで流れた涙を拭けずにいましたけどね。w
でも、事前に「号泣した」とか聞いて想像してたほどには涙は出なかった。
なんていうか、人生では、友達とも恋人とも赤の他人ともペットとも、おもちゃやその他諸々の物とも、その全てといずれ必ず別れを迎えるわけですが。
別れとはこうあるべき、という一つの答えを見た気がします。


とどめは、エンディングのスタッフロールで流れる歌!
当然あそこは、シリーズの主題歌が流れるところでしょ?
スタッフロールに切り替わった瞬間、ここであの主題歌が流れてきたら、また泣いちゃうなと思ったんだけど、そこで流れてきた曲がアレ。
スペイン語版。
そしてその曲と共に映される、おもちゃ達のその後のあの姿。
「ローミオー」wwwww
あそこで泣かせない意味。
はぁ、マジ傑作だわ。
どんだけ人智を結集して作ったんだ、これ。
そういえば、このシリーズの主題歌「君はともだち」の日本語訳をググって探したんだが、見つからなかったので、自分で訳してみた。
原歌詞とともに、載せてみる。
【You've got a friend in me】(君はともだち)
作詞・作曲: Randy Newman (ランディ・ニューマン)
You've got a friend in me
You've got a friend in me
When the road looks rough ahead
And you're miles and miles
From your nice warm bed
You just remember what your old pal said
Boy, you've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
You've got a friend in me
You've got a friend in me
If you've got troubles, I've got 'em too
There isn't anything I wouldn't do for you
We stick together and can see it through
Cause you've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
Some other folks might be
A little bit smarter than I am
Bigger and stronger too
Maybe
But none of them will ever love you
The way I do, it's me and you
Boy, and as the years go by
Our friendship will never die
You're gonna see it's our destiny
You've got a friend in me
You've got a friend in me
Yeah, you've got a friend in me
【日本語訳】
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
荒れた道が前に続いていて、
君のステキな暖かいベッドから何マイルも何マイルも離れている時、
ただ君の古くからの友達が言ってた事を思い出して
君には僕という友達がついてるよ
そうさ、君には僕という友達がいるんだ
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
もし君がトラブルを抱えたら、僕もそいつを引き受けるよ
君の為なら何でもするとも
僕らは一緒だし、きっとやり遂げられるさ
だって君には僕という友達がいる
そうさ、君には僕という友達がいるんだ
他のある人達は、僕よりもちょっとばかり頭がいいかも
大きくて強いかも、多分ね
でも僕のように君を愛してくれる人はなかなかいないと思うよ
僕と君こその仲さ
そして何年経ったとしても、
僕らの友情は消えやしない
君にも見えてくるだろ?それが僕らの運命だって
君には僕という友達がいる
君には僕という友達がいる
そうさ、君には僕という友達がいる
訳者、俺。w
元のニュアンスに忠実にしようとして、割りと直訳に近い感じです。
だいたい合ってる、と思う。(^^;
日本語でこんな直球投げたら、粘着質っぽい危険な香りもしますが・・・(笑)、でも心のどこかで自分を心強く感じてくれる友人がいれば良いですね。
ひたすら「会いたい」とか、「別れても忘れられない」とか、いい歳しながらそんな事を声を大にして歌ってる大人達は、この映画を観て反省すべき。(笑)
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