2010年02月27日 (土) 00:05 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - イチゴ狩人の朝は早い | | | Edit |
「私がイチゴが好きっていうより、
 イチゴが私を呼んでるんです。
 ここにいるよ!ワタシを食べて!ってね」



1~5月初旬はイチゴ狩りの季節。
日が上り始めた頃に狩人は起きる


「昼過ぎにはめぼしいイチゴは食べ尽くされてしまいますからね」

「前回は100個以上を食べました。
 まぁ、見ていて下さい、今回は新記録を狙います」



朝、東京都内から千葉へ向かう車中で彼女は語る
今回、筆者は、名狩人と言われる女性とそのパートナーとの狩りに同行させてもらった

午前11時
千葉、九十九里浜に到着。
焼はまぐり 浜茶屋「向島」 --- 九十九里名物焼きハマグリの名店。
http://www.99beach.com/restrant/mukoujima/
この時間の店内はまだ空いているが、昼になれば行列が出来る
イチゴ以外の物も食べるのは栄養分のためであると共に胃の準備運動であり、空腹ならイチゴをたくさん食べれるというわけではない、と彼女は語る


「やっぱり焼き蛤には生ビールが合うけど、
 イチゴが食べられなくなるから飲めないのはつらいね(笑)」

「でも自分が選んだ道だから、後悔はしてないよ。あなたは(ビールを)飲んでね」


名人は名店を知り、自身の健康管理と周囲への気配りもかかさない

九十九里 向島 1 九十九里 向島 2 九十九里 向島 3


次に我々はイチゴ畑へと向かった
いちご王国「石田農園」
http://www13.ocn.ne.jp/~ishida15/index.html
指定されたビニールハウス内で、30分間食べ放題(持ち帰り禁止)で1,500円。

いちご王国 石田農園 1 いちご王国 石田農園 2

狩人は、ひと目で各レーンのイチゴの品種と出来を見分け、狩りを開始した
とちおとめ他、「新種」とだけ書かれたものまでレーン毎に6~7種類のイチゴがある


「私の後ろに立たない方がいいわよ。
 食べごろのいちごは1つも残らないからね」



そういいながら淡々と狩りを続けている

狩人は神聖な狩場で妥協はしない


練乳の入ったビニールカップを片手に、空いた片手だけでイチゴを摘むのは、やってみると案外難しい
しかし狩人はリズム良くものの数秒で片付けてしまう
何気ない狩りの一つでも職人技が光る
これが出来るのに最低でも5年はかかると、匠は語る


この農園を選んだのは彼女のパートナー。

「ほら、ここのビニールハウスは高設栽培をやってるんです」

なるほど、従来のイチゴ栽培は土耕栽培といって、地面に畝を作りそこで栽培する方法である
その方法に比べ、高設栽培は立ったまま収穫を行う事が出来る
狩人の膝と腰への負担の軽減し、収穫の効率アップを図れるが、高設栽培を行っている農家はまだ少なく、見つけるのに苦労したという。
収穫記録の影には、パートナーの名サポートがある
「やっぱり一番うれしいのは狩人さんの充実した顔を見た時ね、
この仕事やっててよかったなと」



制限時間を大きく残し、ものの15分ほどで狩人は収穫を切り上げた
筆者はさらに5分以上粘り、ビニールハウスの外に出た
各自が食べたイチゴのへたを数えると、

パートナー氏 30個 (常人)
筆者 60個 (よく頑張った)
イチゴ狩人 80個 (超人)


「自己記録はおろか、男性2名の合計数すら上回れなかったのは残念だわ」


筆者が昼にカキを追加注文していなければ・・・
農園の人も、これだけ食べてくれる人は他にいないと嬉しそうだ。
日本のイチゴの品種開発は世界でもトップであるが、その農家の開発意欲は彼女ら狩人が支えている


「時々ね、わざわざ手紙までくれる人もいるんですよ
 またお願いしますって。ちょっと嬉しいですね」

「私の血が赤いのは、イチゴの色素のせいです」


赤くなった指先をぬぐいながら
「私は体が続く限り続けますよ。待ってるイチゴがいますから───」
そんな決意をてらいもなく語る彼女の横顔は職人のそれであった


次の日も彼女は、日が昇るよりも早く目を覚ます
山梨にも、栃木にも狩人を待つイチゴがいる


そう、イチゴ狩り職人の朝は早い

───――完───――




と、まぁ、話の流れでここで「完」と書いてしまったけど(笑)、もうちょっと続けます。
以降、口調は普通に戻して。w
ここまでも口調を若干演出してるだけで、完全に実話ですから。

この日は、
9:30東京駅集合→11時頃九十九里浜にて焼き蛤で早めに昼食→成東市周辺でイチゴ狩り→お茶→16時頃解散
っていうスケジュールだったんですが、このイチゴ狩りの後に行ったカフェも絶品だったので、そこもご紹介。

船橋市の、ちょっと街道から外れた田んぼに囲まれたカフェ
蔵 六三三○ (くら・ろくさんさんぜろ)
(店長ブログ:http://kurabiyori.cocolog-nifty.com/blog/ ※HPは無い)

蔵 六三三○ 1 蔵 六三三○ 2

じゃがいもと何とかのマフィンがすげー美味かったです。
イチゴ食べ過ぎでそれ以外は食べれなかったけど。(笑)
っていうか、この店の何より凄いところは外装・内装から各種小物に至るまで店全体のセンスの良さ。
普段は滅多にカフェとか行かないけど、この店のセンスが本物だって事は俺でも分かる。
おしゃれを真似てみただけの他の店とは違う。
上で「イチゴ狩人」とか「パートナー」とか書いた友人2名は、カフェとか大好きな人達なんだけど、その2名とも絶賛してたから間違いない。

料理や内装などの写真、地図を見たければ、「食べログ」内のこの店のページを見るといいと思う。
http://r.tabelog.com/chiba/A1202/A120201/12005366/
口コミ情報もいろいろ載ってるよ。
個人的には、「他人の作ってくれた料理や善意のサービスにケチつけるたぁ、ふてぇヤロウどもだ!」という理由でこういうサイトを読むのは嫌いですけども。


ま、このカフェにしても上記の焼きハマグリ屋にしても、また行きたいわ。

たまには、外に出て美味しい物を食べて回るのも良いものだね。

この中で一番遠い千葉・九十九里まで、都心から車でわずか一時間ちょっと。
1つの美味しい休日の過ごし方として、参考にして頂ければと。





焼はまぐり 浜茶屋「向島」の地図 ↓


スポンサーサイト
テーマ:おいしい店紹介
ジャンル:グルメ
コメント
この記事へのコメントを投稿する


  ※ コメント欄のみの記入でも投稿出来ます。
  ※ 名前を空欄で投稿した場合、「名無しさん」と表示されます。
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック