2008年12月18日 (木) 22:02 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - セーシェル 第3の楽園 最後の波紋(空気は大事だよ) | | | Edit |
日本語の声の主は、さっき陸に上がってきたダイバーの一人だった。
装備を付けたまま女性ダイバーが手を振って走ってくる。


女 「グドすぴさんですよね!?」


俺 「ハイ。」(゚Д゚)ポカーン


その人がこのデロッシュ島リゾートのダイビングセンターのガイドさん(インストラクター)だった。

日本人だとは・・・!
ちょっと驚いたけど、安心してダイビングを楽しめるな。(・∀・)

ガイドさん 「今日の午後から潜れますけど、どうします?天候も良いし深場のスポットに行けますよ。」

俺 「あ、じゃあ行きます。」

ダイビングしたいって日本の旅行会社には言ったけど、その一言までホテルのスタッフに名前と共に周知されてるのね・・・。さすが高級リゾート。;

そのガイドさんは、今年6月からここデロッシュ島に勤めているらしく、俺はその人が勤め始めて以来2人目の日本人客だそうだ。しかも一人目は釣り客だったので、ダイビング客としては俺が一人目!
思った以上に日本人旅行客が少ない。w

ちなみに、このガイドさんが、俺が9日間のセイシェル旅行中に見た唯一の日本人だった。


ガ 「いやぁ、初めての日本人客で嬉しいですよ~♪じゃあ、2時半にダイブセンターに来てくださいね!」


そう言って笑って、ガイドさんは戻っていった。この「嬉しさ」が後に事件を起こす事になるとは。;



こうして到着初日からダイビング開始。

無理せずに良いスポットに行ける時だけダイビングしてたら、結果的に一日一本のダイブ、4日間で4本のダイブだけになった。
3本がガイドさんとマンツーマン。
1本だけダイビング初心者のオーストラリア人女性と3人で潜った。
一番有名なデロッシュ・ドロップというスポットには行けなかった。潮の流れの問題で、そこへ行けるのは3月頃だけらしい。6月から来たこのガイドさんも行ったことが無いという。
でも十分楽しかったよ♪

ウミガメが絡んできたり、

sea turtle in deroches


洞窟に入っていけば魚の群れに囲まれ・・・

っていうか前が見えねぇ!KOEEEEEE!!!!どけよバカ!!(泣)

fish in cave deroches


下で寝ていたエイを蹴飛ばしそうになったりしつつ魚の群れを突破して、洞窟出口。

desroches cave exit


美味しそうなエビもいっぱいいたし、

shrimps in desroches


タコは好物です。w

octopus in desroches

small fish desroches



事件は、2日目のダイビング中に起きた。

この時は、水深30mくらいのところから早めに浅場(水深10m)へ戻ってきて、エビとかウミウシとか2人で探してた。
もう潜り始めて90分くらい経ってた。
空気タンクの残りがわずかになってきてた。

残り30気圧・・・

ちなみに、タンク満タンで200気圧くらい。
呼吸しているうちに減ってくる。

ガイドさんに自分の残圧が少ないよーと手振りで伝えつつ、

残り20気圧・・・ 残圧10


シュコー・・・・ブクブクブクブク


あれ?ここで、急に吸っている空気が薄くなった気がした。


シューー・・・・ブクブクブクブク (明らかに空気薄いね!)


スーーー・・・・ブクブクブ (空気超薄い!苦しい!)


シュ   ピタリ    ・・・・・!!!!! (空気止まった!エア切れだ!)


薄くなったと感じてから、わずか3呼吸くらいで完全に空気がストップ。

水深10mの海底で、空気が無い。吐き出したとこだったから肺にも残ってない。マジ無い。
自分に残されたわずかな酸素(=時間)で・・・

コマンド?

  でって言う
  緊急浮上
  ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!! 刻むぞ血液のビート(ry

 →バディのガイドさんにオクトパス(予備レギュレーター)を貰う


diving in desroches


一瞬迷ったけど、正解は4番!
ガイドさんとは5メートルくらい離れてたんだもの・・・

ちなみに、万が一、1人の時は息を吐き出しながら緊急浮上しましょう。 命は助かると思う。

レギュレーターってのは口にくわえてる呼吸機材の事。
背中にしょってる空気タンクからホースで繋がっていて、吸えば空気が出てくる。
そして、このレギュレーターはタンクから必ず2本(メインと予備)出てる。予備はオクトパスとも呼ばれ、こういう時用のもの。他の人が使う前提だからホースが長め。


この時はもう余裕が無かったので、残圧計を振りかざして「ん゛~~~!」と声を上げながら一生懸命ガイドさんに向かって泳いだ。

泳ぐと体内の酸素消費は激しくなり、空気を吸わずにはいられなくなる。

案の定、ガイドさんの元にたどり着く前に体内の空気が完全に尽きて何であろうと口に吸い込まずにはいられなくなった。たまらず咥えていたレギュレーターを外し、海水を飲みこみつつ、ようやくガイドさんの元に到着。オクトパスを受け取って無事に呼吸を再開出来た。
あとは2人でゆっくり浮上。
海水は3口くらい飲んだかな~。後で陸に戻った後、吐いた。(^^;

いやぁ、ギリギリだったよね。 (笑)
正直、ちょっと冷や汗かいた。;
助かる事は疑ってなかった、というか、最悪溺れて気を失うことになったとしても助かるだろうと信じた。というのも、パニックを起こすのは一番やってはいけないことだから。
焦らずにベストを尽くすべし。
あと、大事なのは、そもそもタンク空気の残圧に余裕のあるうち(残圧50~30)に浮上しろという事だな。w
特にレンタル品の場合、残圧計の残圧表示を過信しちゃいけない。

俺も今回勉強になったが・・・
ダイバーのみんな!「空気が薄い」と感じたら、もうその時点から3回くらいしか呼吸出来ないからな!気をつけろよ!m9(・∀・)

ま、これはこれで楽しかった。そんな良い経験&教訓になったし。(笑)


「空気の残圧10って言ってたからまだ大丈夫と思ったんですけどねー。せっかくの日本のお客さんだからギリギリまでサービスしようとしたのが裏目に出ちゃいました。すいません。;」
って、ガイドさんは謝ってたけど。

後はボートの上で2人でケラケラ笑ってた。
セイシェル人の船長が不思議そうに見てた。

船長 「おまえら、日本語でしゃべんな。仲間外れにすんなよ」

diving boat and michael desroches




※ダイビングをやったこと無いけど興味あるという人へ。
過信・油断さえしなければ、こういうトラブルは起きません。
万が一起きても大丈夫なように、機材やルールもちゃんとありますので、こんな話を聞いて怖がったりせず、気楽にダイビングを始めてみて欲しい。楽しいよ♪


fish in desroches sea



次回、食事など、デロッシュ島リゾートの残りの紹介をして、次の島へ。
以降は巻きでどんどん進めていきます!


(続く)

 セーシェル 第4の楽園 ごらんの有様だよ!
 http://godspeeddiary.blog84.fc2.com/blog-entry-212.html




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3 セリフが素晴らしいですね^^
5 最近全部読みました!!
5 今からでも遅くはない。
5 漫画と言える漫画
5 ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!刻むぞ!血液のビート!!

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