--年--月--日 (--) --:-- | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - スポンサーサイト | | | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008年10月21日 (火) 18:20 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - Al Jazeera Network | | | Edit |
今月は普通なカタール生活紹介日記が続いていますが、この流れはもうちょっとだけ続くんじゃ。w
ギャップの差は大きいほど良い。(?)



カタール・ドーハの紹介をするにあたって、アル・ジャジーラTVを外すわけにはいかない。

このアル・ジャジーラTVというニュース放送局の名に聞き覚えのある人は多いと思う。

アフガニスタン報道、イラク戦争報道、国際テロ組織アル・カイダのリーダー、オサマ・ビン・ラディンとの単独インタビュー成功、イラク国内の誘拐事件の犯行組織が提供する人質の映像ビデオ・人質解放要求メッセージ放映など。
欧米メディアでは取材不可能であったこれらの取材に成功し、独占的に放映したのがアル・ジャジーラTV。

もともと、1996年にアラビア語圏初のニュース専門放送としてカタール首長の出資を受け(今もカタール政府から資金援助を受けている)、ドーハで新しく開局した放送局です。

Al Jazeera Network doha
(写真はドーハ市内にあるアルジャジーラ本社。隣に新しい社屋を建築中)

ちなみに、Al Jazeeraとはアラビア語で「島」または「半島」を意味しています。
カタールの事だね。


新しい放送局ながら、先に書いた数々の報道の成功、さらに9・11テロ事件以降のCNN・BBCなど欧米メディアによる「アラブ・イスラム=暴力」であるかのような欧米視点のニュース報道ばかりが世界に配信される状況にストレスを募らせていたアラブの視聴者から強い支持を受けたことにより、大きな影響力を持つ世界的なニュースメディアに急成長。現在では“中東のCNN”とも評されている。

現在、アラビア語放送の他、英語放送、スポーツ放送チャンネル、子供番組チャンネル放送開始など、展開を広げている最中。
日本にも支社があり、たまに日本の100歳越えたおばあちゃんへのインタビューなどという微笑ましいニュースも放送される事がある。(´∀`*)


さて、この放送局が中東の小国であるカタールにとって大事なのは、米国に前線指令基地を提供しているという事情からである。米国寄り国家とみなされるわけにはいかないから、当然、アラブ周辺諸国にも米国と相応の配慮をしなければならない。その役割を果たしているのがアル・ジャジーラTV、というわけ。
カタール首長のこのバランス取りの巧さのおかげで、テロにあう心配はほとんど無い現状があるのです。


一方、アルジャジーラTVの中のバランス取りは結構微妙な所があるようで。


アルジャジーラTVは「一つの意見とその反対意見」をモットーとし、「公正で政治的圧力を受けない、中東で唯一の報道機関である」と自称していて、その言葉通り、アラブではタブーとされてきた政治問題(パレスチナ自治政府の汚職の問題の追及など)に取り組んだこともあります。
(その結果サウジアラビアなど近隣アラブ諸国との摩擦が生じた。)
また、テロ組織が提供する情報をそのまま放映する事が、テロ組織の宣伝活動の片棒をかつぐことにもなりかねないという国際的な批判も受けています。
そうして色々と報道姿勢の揺れというか試行錯誤が見られる中、なにより、民間の放送局でありながら、カタール政府からの資金援助を受けて運営されている所為で、カタール政府への配慮を免れないのがこの放送局の痛いところ。
まぁ、設立時の経緯からして色々と政治的な問題があったわけですが(知りたい人はWikipediaでも見ると良いよ)、カタール政府、っていうか王家はこの放送局を手放すはずがなく。


まぁ、完全な報道の自由なんて無いって事だ。


自由なら良いってもんでもない、、か。 ( ゚Д゚)…




スポンサーサイト
テーマ:中東
ジャンル:海外情報
コメント
この記事へのコメントを投稿する


  ※ コメント欄のみの記入でも投稿出来ます。
  ※ 名前を空欄で投稿した場合、「名無しさん」と表示されます。
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。