2008年07月30日 (水) 18:42 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - コカコーラ・ゼロ誕生秘話 キラッ☆ | | | Edit |

Coca Cola Zero Arabia



コカコーラはやはりオリジナルが一番。
カロリー摂取を控えたいとしても、コカコーラ・ライトやダイエットコーラなんて不味いものをコーラだと思って飲むなんて、コーラに対する侮辱です!

そう思っていた俺は、最近になって職場での午後のひとときにコカコーラ・ゼロを飲むのが日課になった。
良く冷えた状態でさっさと飲めばコカコーラ・ゼロは悪くない。許せる味。

そんな説明では全国のコカコーラ党の皆様は納得してくれないだろうが・・・、

だが、ちょっと待ってほしい。

灼熱のプールサイドが舞台となり、俺も立ち会ったコカコーラ・ゼロのドラマチックな誕生秘話をここで初めて明かしたいと思う。俺がコカコーラ・ゼロを飲むようになった理由も理解して頂けるはずだ。


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~~~~~~~~~~~~

ある休日の真っ昼間。


最高気温42℃。体感気温55℃。晴れ渡った空。
いつもと何も変わらず、中東ドーハの夏は暑い。


宿舎にいた俺は、Tシャツ&海パンに着替えると、読みかけの小説・ノートパソコン・タオルを持って裏庭へ出た。
プールの脇のデッキチェアーに持参したものを並べる。
「あ~!!超ノド乾いたしっ♪♪」
なんて恋空(笑)状態の時のためのコカコーラと、おやつにメントス。
ビールも良かったけど、この日はなんだかコーラの気分だった。

2008_0725cola_zero0003


長さ5メートルくらいしかないプールだけど、10往復もすれば100mになるわけで。泳ぐ事に疲れたり飽きたりしたらプールサイドで音楽を聴きつつ読書をする。そんないつもの計画だった。

ノートパソコンは、その音楽の為に持ってきていた。

このノートパソコンがこの話の鍵だ。

5年前に新古品で安く買ってきた個人機。子供の頃に『まんが日本昔話』のCMで「もったいないお化け」の話を毎週聞かされて育ったせいか(笑)、自分は割と物を大事に使う方で、このパソコンも愛着を持って綺麗に使ってきた。またパソコンもそれに応えてか故障も無く働いてくれて、俺とパソコンは良好な関係を保っていた。しかし、なにぶん古くなり、搭載メモリも少ないので、すぐフリーズしてしまう不調は出てきていた。最近では休日の私用でも会社から与えられた別の新しい業務用ノートパソコンを使うようになり、この個人ノートパソコンは壊れるまでの最後のお勤めとしてプールサイド用MP3プレーヤーを務めるだけとなっていた。


デッキチェアーの横でパソコンを立ち上げ、MP3プレーヤーでランダムに音楽を流し始めた。

日差しが熱いので、すぐプールに入る。
プールの水はぬるいけど、気持ち良い。
泳いで、デッキチェアーで休んで、泳いで。
小さなプールだけど、運動不足解消とメタボ予防の為に無心で泳いだ。


一時間ほど経った頃、異変は起きた。

急に音楽が止まった。

フリーズでも起こしたかとキーボードを叩いてみたが、反応無し。
この直射日光の下、当然だがパソコンは物凄く熱くなっていた。
入ってもいないCD-ROMを読み込もうとしているかのようなモーター音が途切れ途切れに内部から聞こえる。

愛着のあるこのパソコンとついにお別れの時が来たか・・・・砂漠の熱と砂に耐えて、ここまでよく頑張ってくれた・・・・と、画面を見つめると、画面の中の壁紙のJEROが何かを目で訴えてきている気がした。
外が明るすぎて黒くしか見えない画面を、目を凝らして覗き込んだ。

JERO



JERO(パソコン)の目が、「コーラを飲ませてくれないか?」と語っていた。

「そうか、コーラなら・・・!」

俺は、少し前にネットの某サイトで読んだ『コカコーラ万能説』を思い出した。
そこではコーラで胃を起こす事も火を起こす事も出来ると実証されていた。
きっと壊れかけて固まったパソコンも起こす事が、出来る。

幸いにも、大型ペットボトルかつ温まったコーラと、ミント味のメントスが手元に揃っていた。
コーラの万能性に、最高条件のメントスコーラの爆発力が加われば・・・・パソコンは元気になる。元気があれば何でも出来る。俺はそう信じた。キーボードの上にコーラを置き、蓋を開けると、すかさずメントスを10粒投入した!

 (以下、動画)

[高画質で再生]

Coca Cola ZERO 1


コーラは2m以上吹き上がった。

俺はその勢いに驚いていたが、爆発が収まって我に返り、パソコンに駆け寄った。

画面のJERO(パソコン)の目が、「ありがとう」と言っているように見えた。

次の瞬間、


画面は消えた。


パソコンが語った言葉は「コーラを飲めば直る」のではなく「最期にコーラを飲んでみたい」という事だったのか?そう愕然とする暇も俺に与えず、事態は急展開する。

画面が消えて真っ暗になった更に一瞬後、


なんと、


ノートパソコンがプールに向かって身を投げたのだ・・・!Σ(゜д゜lll)!?

まったく理解を超えていたのだが・・・、あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!

パソコンが突然ひとりでにプールに飛んでいって、水しぶきを上げて水中に消えていった。

何が起きているのか分からなかったが、俺は迷わず愛機の後を追ってプールに飛び込んだ。


「トラーーーイ!!!」

 (以下、動画)

[高画質で再生]

Coca Cola ZERO 2


お分かりになっただろうか?

2mの水底に、しかし愛機(ノートパソコン)の姿は無かった。
そこにあったのは、見慣れぬ黒い缶だけだった。

水面に出て、拾い上げてきた缶を眺めた。

「コカコーラ・・・ゼロ・・・?」

見た事の無いコーラだった。
だが、すぐに俺は察した。

あのノートパソコン、コーラ、JERO、日光、水、メントス、プールに溶け込んだ汗、「トライ」の気合、5年間の思い出と愛着・・・・それらが水深2mの水圧下で化学変化を起こし、生まれてきたものがこれなのだ、と。
小さいプールでいじらしい努力をする俺に、愛機がくれたカロリーゼロのコーラなんだ!


飲んだ。

むせた。


いや、その、なんだ。ダイエット系の貧弱な炭酸だと思ってなめてたのに、超展開に驚いて乾いていたノドに流れてきたのは、炭酸のよく効いた飲料だったんだ。(笑)



この名場面を、角度を変えてもう一度ご覧頂こう。

 (以下、動画)

[高画質で再生]

Coca Cola ZERO 3


世の中には知られていない事だが、こうしてコカコーラ・ゼロは誕生した。

コーラは壊れたパソコン(の魂)を救う事も出来る、という事だ。


いつか、そう遠くないうちにオリジナルのコカコーラを心置きなく飲める日を迎える事を心に誓いながら、俺は今日もコカコーラ・ゼロを飲んでいる。

キラッ

cola zero kira



 (完)




まぁ、分かってると思うけど、全部嘘です。

この後、パソコンとコーラとメントスはスタッフが美味しく頂きました。
それも嘘です。




Inspired by. pato氏のサイト『Numeri』 - 08年7月7日付記事『コカコーラ万能説』
http://www.numeri.jp/dairy2004.htm




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