2008年02月22日 (金) 01:38 | このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 十で神童、十五で天才、二十歳過ぎればただの人 | | | Edit |
スルー推奨のイタい話。

『ハチミツとクローバー』を読んでいて思い出してしまったものを吐き出す。
でもコイバナじゃないし、自分の為に書いてみるものです。悪しからず。


誰にも話した事の無い話がいくつか。


才能って何だろうね?
普通って何だろう?


hitou nami - zetsubou sensei

子供の頃から、自分はなんらかの才能に恵まれていると思っていた。
勉強は割と出来たし、ピアノを弾けば誉められ、絵を書いたり工作を作ったりすればどこかに出品され、知能テストを受けてはどこからか呼び出された。
小学生の頃、写生会で書いた絵が一つ、先生が「作品は返却されないけど、出品していい?」というので何に出品するのか興味も無く気軽にOKしたら、ユニセフの本部(スイス?)で永久保存作品になったそうだ。
中学校で知能テストを受けた時には、教員室に呼び出された挙句、東京の大学病院で検査を受けさせられた。知能指数がどうにかしていたらしい。脳波か何か計られたり、精神科で精神検査までされた。単純に心身ともに健康という検査結果を持って学校に帰ると、先生から「お前は・・・ちゃんと勉強してくれ・・・」と切々と説教された。
知能テストの結果は生徒には教えてはいけない事になっているらしい。聞かなかったし教えてくれなかった。

さて。そんな自分が好きだったもの。それは美術関係だった。
絵でも、工作でも。
そういう何かを作る時、今でも例えば会社でポスターを作る時などたまにあるけど、物凄い集中力が出る。ノって来た場合には、飲まず食わず寝ずなんてのは問題では無く、ただただ楽しい。
ただ・・・・・そうして自分が作った物は、他の人がくれる評価ほど自分では高く評価していなかった。作ったものに愛着はあったが、満足してはいなかった。加えれば、自分に美術・芸術の才能があると思った事は無い。幼い当時から、その方面で何かを為すには、自分には想像力という力が欠けていると思ってた。
そうだな、、今、たとえば文章を書くのも好きで(これも一つの作る行為だもの)、ここに日記を書いたりしているわけだけれども、自分が書くこういう物に他人が滅多に登場しない事の理由の一つも、そこだと思う。小説とか、無理。

スポーツは、全般普通にやるけど、球技は苦手。
理由は知らないし、やって出来ないものでもないんだけど、やってて何か違和感があるんだよねぇ。(*´д`)…?

小学生の頃は、放課後は毎日最後まで校庭に残って遊んでいた。
遊びは大概球技だったけど上手くなりたかったし(小学生ステータス的にw)、他のいわゆる“優等生”への対抗意識もあった。彼らにガリ勉呼ばわりされるのは嫌だった。
塾には行かなかった。 授業を聞かない子だったから。
授業中は教科書を勝手に読み進めた。読み終わるとヒマだったし、内職をしても怒られるので、ボケーッと考え事をして過ごす事が多かった。。それはそれでよく怒られた。
小6から頻繁に全国模試を受けるようになった。
自分なりにベストを尽くしても、全国模試では上位に入りこそすれ、トップ争いなんぞには加われなかった。世の中は広かった。
得意科目は国語だった。国語では一度だけ全国4位になれた。嬉しいよりも、その手応えでなお上を行く者がいることに驚いた。でも楽しかった。本当に世の中は広い・・・。

受けてみた中学受験では、有名な私立進学校に受かった。家からは遠く、寮生活になるが、せっかくなので通う事にした。
さぞかし刺激があるだろうと思ってた。
そうでもなかった。
入学直後の先生との面談で希望大学を聞かれ、「まだわかりません」と答えたら、先生は「東大以外は大学じゃない!東大目指さないなら帰れ!」と熱く説教を始めた。
萎えた。
端的に言えば、それだけの学校だった。
将来何になるにしても勉強は出来ておくに越したことは無いし、実際、勉強をすると思考回路が育てられていく感覚があって、けっこう好きだったけれど、興味が失せてきた。普通に授業についていく為の勉強だけで満足するようになった。
田舎の男子校で寮生活。まぁ、色気なんて無く、小さな事件には事欠かず、そのうちいくつかの犯人は俺だった。(^^;)
そんな生活態度でいながら、寮費も含めて高めの学費を親に払わせている事に気兼ねして、中高一貫の進学校だったが、中学で辞めて地元近くの高校に移った。
さすが有名進学校、受験勉強をしなくても、普段の授業についていっているだけで高校受験は通った。

15年後にカタールの砂漠で再会する事になるS君とはこの中学校で出会い、寮で同室でもあったんだが、彼は俺と違い、順調に高校まで卒業して、大学、就職、そして今に至るまで素晴らしい経歴を順調に歩んできた人だ。正直、とてもいい人なのに彼に会うと少し気後れする。(苦笑)

入った高校は、たまたま大学の付属高校だった。ついでに、またも男子校。
そんな高校だから授業に期待なんてしちゃいけないわけで、まぁ、もともと授業をほとんど聞かない子だった俺にとってはむしろ好都合と、最初は自分で勉強を続けて大学受験をするつもりでいたのだけれど・・・・2年生の時に模試を受けてみてビックリ。。。
「人間の解く問題じゃねぇ!!!」 Σ(゜д゜lll)

大学受験って、あれ、凄いね。(笑)
そうして俺は、以降、立派に悪名高い○○高校生として、空手道部の部活以外はまさに暗黒時代と言える高校生活を送りましたとさ。卒業もギリギリ。
美術では油絵を一枚だけ書いた。普通の静物画(花瓶)だったが、その絵は余計な騒動を運んで・・・って、、まぁ、詳細は語るまい。
中・高校生活を左右した大事件もあったんだが、それもまた別の話。

そのまま進学した大学でもダメ大学生そのもの。バイト・一夜漬け・部活・留学、この4語で全部語れそうな生活で、やっぱり卒業ギリギリだったが、この間に少しだけまともな人間に戻れたつもり。



昔、「普通」に憧れた。
周りから勝手に期待されたり失望されたり妬まれたりするのが嫌だった。
人生経験も豊富なはずの大人(先生)から“初めて目にする珍獣”として扱われるのが嫌だった。
友人から、何かの拍子に違う生き物のような扱いをされるのが嫌だった。
妹にすらコンプレックスがあると言われた時は本当に嫌だった。
どこに行っても「変わってる」と言われ、特に勉強も何もせず目立つものなど無くなったはずになっても言われた。何の言動からそう判断されているのか自分では分からず、「普通って何だろう?」と随分考えた。分からなかった。

たぶん、「普通だね」って言われたら、それはそれで傷つくんだろうけれども。


自分に「ほら、俺はこんなに普通だろ?」と一番アピールさせた妹はもういない。
個性的で賢かった妹には、俺なんかに対するコンプレックスごときでひねくれたりせずに伸びていって欲しかった。
兄妹仲も良くなり、もう大丈夫かな、と思った矢先、彼女が高校生のとき突然亡くなってしまった。

今は「普通」に憧れてはいない。

むしろ、そう、この日記のきっかけになった『ハチクロ』で言う「森田さん」に憧れる。
ファンに怒られるかもしれないけど、僕は彼のリアル劣化版。


「普通」がわからなかった一方、自分に何が出来るのかもわからなかった。
周りが言うほどの珍獣のようなものであるならば、何か出来るんだろう、出来るはずじゃないか?と思っていたが、今もわからない。

そういう意味では、最初は、間違った方向へ進む事を恐れていたのだと思う。
そのうち、世界の広さを知るにつれ、自分が本気で取り組んでも敵わない壁にぶち当たる事を、自分の小ささを思い知らされる事を、簡単にいえば失敗を恐れるようになっていったんだと思う。
そうしてチャレンジする事から逃げ、困った時には「自分には才能があるから大丈夫、まだ挽回できる」と自分に言い聞かせながら、その場しのぎの努力で乗り切り・・・・また逃げて。目の前で光るものに誘われてフラフラし。普通への憧れだの妹への気遣いだのを言い訳にする気は無い。
結局、誰にとっても、自分自身にとってすらも、何でもない存在になっているのが、今の自分だと思う。


自分探し・・・・?
青臭い話ですが、いまだに自分探し中ってとこ。


っていうか、黙って現実を見つめて、
現状でそこそこ名のある会社でそれなりの給料を貰って働けていて、それも傍から見ればエリートコースを歩んでいるようにすら見える状況なわけだし(苦笑)、自分が何者かなのかも知れないなんて若過ぎる夢には適当に折り合いをつけて、もっと前向きに働けよ!と、、それも正しい考えと思う。
むしろそれが正しいと思う。
もし自分に妻子がいたり、そうでなくても彼女がいたりすれば、その考えに喜んで飛びつく。たぶん。

でもそんなのいない。

っていうかね、何者かになりたいってちょっと語弊があるけど、何か作りたいだけなんだ。
やっぱり、満足を感じる事の出来る瞬間は、その時にしかなく。
今の仕事をしている時、例え残業200時間の激務でも、心はとても退屈。
お金のために他人の用事に片手間に手を貸してるだけって感じで、空虚。
自分の事は諦めて、せめて真っ当に頑張っている友人達に何かサポートでも出来ればなんて考えた時期もありましたが、それこそ思い上がりも甚だしいね。

そうしてあっという間に三十路を迎え、手にとった漫画『のだめカンタービレ』や『ハチミツとクローバー』に出てくる才能ある人々の姿がまぶしく、痛く。

自分も今からでもまだなにがしかの才能を咲かせる事が出来るのではないかと、そんな期待をしてしまう自分が、またイタい。
まだ自分で思う“才能”とやらは有効なのか?それは何かの役に立つものなのか?自分には何か出来るのか?趣味で満たされるのか?職も人生も方向転換しなきゃダメか?わからん。怖い。でも自分の人生だし。


  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ 見た目だけじゃなく、実精神年齢も若いままのようで。

まだ青春ってやつですよ~・・・
やれやれ。





えーっとね、

書き疲れた。 飲もう。www


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テーマ:一人言
ジャンル:学校・教育
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